朝活を始めました!という人で、継続できている人はどれくらいいるでしょうか?
多分、10人のうち、2人いれば良いのでは?と思っています。
なぜこんなに少ないのでしょうか。
僕が考える、せっかく決意して始めた朝活を辞める原因、それは…
ズバリこの2つ
「朝活に出る事自体が目的になってしまっている。」
「早起きする習慣をつけるため。」
でしょう。
朝活に「出る事」が目的で何が悪いのか?
最初のきっかけとしては、良いと思います。
ですが、継続するには、弱いです。
「馬の目の前に人参をぶら下げたら頑張って走る!」というものです。
馬は、走りたくて走るのではなく、人参を食べたくて走ります。
つまり、馬のゴールは“人参を食べる事”なのです。
馬がもし何かの拍子にその人参を食べる事が出来たら…
走ることを止めますよね。
朝活に出る事を目的として朝活を始めた人は、それがゴールになっています。
早起きも同じ。
ですから、出た時点で目標を達成してしまうのです。
オリンピックの選手が、大会終了後に燃え尽きて引退するという話、よく聞きますよね。
人はゴールを達成すると満足してしまいます。
当たり前と言えば当たり前の話です。
大事なのは、朝活に参加した先に何を求めるか、なのです。
継続するために必要な事
「GRIT」の書評にも書いていますが、結果は、才能×努力の量で変わってきます。
努力の量=継続力です。
そして、継続するために必要なもの、それがまさしく「馬の人参」なのです。
馬の人参、それは、情熱を持って追いかける事が出来るものです。
「朝活に参加する事」、あなたにとってこれが情熱を持って追いかける事が出来る目標でしょうか。
情熱を持たないまでも、朝活に参加する事であなたの日頃の悩みや嫌な事を取り除いてくれるものがあれば、それでも良いかもしれません。
ちなみに僕は、「満員電車にのりたくなーい!!」という強い欲求があって、朝活を主催する事は見事にそれを解決してくれました。
これも継続して取り組めている大きな理由です。
「何だそんなことか」と思うかもしれませんが、「そんなこと」で良いのかもしれません。
例えば、「朝活に参加して人脈を増やして起業する!」という、結構大きな目標を持ってしまうと、何しろ人生をかけた目標ですからその大きさに疲れてしまうかもしれません。
僕ももちろん将来は自分の名前で稼ぐようになる!という目標を持っています。
ですが、先すぎる目標ばかり見ていると目の前の道を見失いがちです。
ですので、大きな目標を立て、それを達成するための小さな目標を日単位、週単位、月単位で作り、着実に一歩一歩前に進むことが大事なのです。
関連記事
【東京読書会書評】GRIT(やり抜く力)を身につけることが目標達成への最短距離
朝活を習慣化するための良い方法
1.小さなゴールを設定する
朝活じゃなくても良いですが、何かを始めて継続し、習慣化するための良い方法は、最初のステップは「比較的すぐに結果が出る事」を置くことだと思っています。
ゲームをやって、いつまでも序盤から抜け出す事が出来ないと嫌になって辞めてしまうように、最初は簡単なステージから徐々に難しいステージに上がっていくと「出来る事」が増え、「出来た事=成功体験」が貯まっていくので「もっとやりたい!」となるものです。
1ヵ月後の資格試験の勉強のためとかはゴールも遠くなく、良いかもしれませんね。
関連記事:行動を継続して目標を達成するために必要な3ステップとは
2.誰かと一緒にやる
僕はこうやってネットで「朝活やってるよ!一緒にどうですか!?ポジティブ注入して出社しませんか!?」と呼びかけることで、それに共感してくれた、いわば最初からある程度価値観が一緒の人と朝活をやることで、とても楽しい一日の始まりを迎える事が出来ています。
誰かと一緒にやると、「あの人が待ってるからいかなきゃ!」と朝活初期には早起きする良い理由付けになるのではないでしょうか。
ここで大事なのは、「価値観が近い人=ずっと仲間でいたい人」と一緒にやることです。
一緒にいても楽しくない人と朝一で会うとなってもモチベーションなんて上がるわけがありません。
3.どんな人に会いたいかイメージする
単純に誰かと一緒にやるといっても、広くあまねく老若男女問わずというのではなく、「どんな人に会いたいか」という自分の会いたい人物像をイメージしてからセミナーサイトなどを検索する方が良いです。
そうすると適当にクリックすることもなくなり、告知文を吟味するようになります。
参加する会を決めるまでに時間がかかるかもしれませんが、この方が本当に良い朝活の会に巡り合える確率が上がるでしょう。
4.自分で主催する
2と似ていますが、誰かの朝活に参加する事と自分で主催する事は、大きく違います。
誰かと一緒にやるとして、自分が参加者側だった場合、初めて参加する朝活では主催者とも初対面でしょうから「ハズレ」の場合もあります。ちゃんと告知文を読んで、その文に共感して参加したにも関わらず、です。
それって、中々ダメージじゃないですか?
せっかく早起きしてドキドキしながら行ったのに「ハズレ」って…
そして、参加する側でこのハズレを引いたことでの一番最悪なのは、「主催者のせいにしてしまう。」事なのです。
他人や環境のせいにするのは楽ですが、修正する術もその気もないのでそこで終わりになる確率が高いです。
では、主催者となった場合はどうでしょうか。
もちろん主催していても、「この人何のために来たんだろう」と思う参加者が来る時もあります。
ですが、そういう人が続く場合は「告知文やタイトルが悪いのでは?」と気づくので、修正を加えます。
修正せず、「なんでだろうなんでだろう」と迷い続ける人は、もうちょっと考えた方が良いです(苦笑)
そして、修正した結果「良い人」の方が沢山来るようになると、かなり楽しくなって辞められなくなりますよ。
このPDCAを回す経験もまた、小さな成功体験であるとは言えませんか?
これは朝活の主催者にならなければ得られない経験であると言えます。
関連記事:【東京読書会】読書会の主催者をすることで得られる4つのメリット
いかがでしょうか。
朝活をやってみたい方、やるなら続けた方が良いです。
朝活やったけど続かなかった方、なぜ続かないか気付きがあったでしょうか。
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