読書傾向は偏る
読書が好きな人は分かると思いますが、性格や趣味嗜好によって 読む 本のジャンルは結構偏りがちです。
ミステリーばかり読む人、恋愛小説ばかり読む人、 特定の作者の本ばかり読む人と傾向は色々だと思います。
僕もそうでした。高校 ~20代前半は恋愛小説を(乙女か!)、20代後半~30代前半はミステリー小説をと見事にジャンルが偏っていました。
そして今はビジネス書を多数読んでいますが、ビジネス書の中でも神田昌典さんやロバートキヨサキさんなど著者で偏っていたりします。
選書の傾向が偏ることが悪いことではありませんし、当たり前の事だと思います。好きなことに時間を使うのは 心地良いからです。
人は自分を後押ししてくれる情報を無意識に選んでいる?
人は今の自分が欲しい情報を優先的に手にとります。
わざわざ好きこのんで興味が無い本を読む人なんていないでしょう。
ですが、そうなると価値観や考え方がある方向に偏ってしまい、様々な角度からモノを考えるという視点が疎かになるということになりかねません。
そのため、たまには食わず嫌いをせずに新しいジャンル、知らない著者の本を読んでみるというのも必要なことなのではないかなと思い、実践するようにしています 。
「コンフォートゾーンを抜けだそう」というフレーズがあります。現状維持を望む人は今ある環境が 居心地が良い(コンフォートゾーン)のであって、 もしその環境が下降線上に入ってしまっても中々抜け出せない。現状打破の鍵は、その先にあるというものです。
ですが、大多数の人はそのコンフォートゾーンを抜けることは出来ません。
抜け出せないのはハードルを高く設定してしまうから
いきなり環境を変えろ!人間関係を変えろ!休日の行動を変えろ!と言われてもやはり尻込みしてしまうのでは当然です。
「今」困っていないことのために労力を裂くというのは中々難しいものではないでしょうか。
また、尻込みしてしまう最大の理由はファーストステップのハードルを高く設定してしまったり、または、そうしなければいけないという強迫観念にも近い考えで行動を起こそうとプランを立ててしまうことです。
あまりにも高い、例えば、「全ての友達関係をリセットし、空き時間は全て自己啓発や起業の準備に使う!」ということをファーストステップとして設定し、そのための行動プランを考えてしまうと、おそらく八割の人が「やっぱ無理。」という風に早々に挫折してしまうでしょう。
行動を起こせない原因は、そのファーストステップの設定の仕方にあるのです。
ベイビーステップを繰り返そう
行動を起こし、継続するコツは確実に超えられる小さなハードルを作って、それをクリアしていくことです。それが、ベイビーステップなのです。小さな事からコツコツと、とは昔から言われていることですが、そこに答えがあるのです。
<参考記事>行動を継続して目標を達成するために必要な3ステップとは
はじめの1歩は「巷で評判のビジネス書を読む」、2歩目は読書会に参加する。
読書好きで、かつ何か始めたいなぁと思っている人のベイビーステップの1歩目としては、まずは世間で噂になっていたり、書店で平積みされていたりするビジネス書(薄めが良いかも)を読んでみることから始めてみてはいかがでしょうか。
出版社や書店の策略にマンマと乗っちゃうような感じですが、 本屋さんや出版社が売りたいと思っている本はそれなりに内容に自信がある本なので大きな外れを引くことはないでしょう。
それでお気に入りのジャンルや著者が見つかったらそのジャンル・著者の本を数冊読んでいくと良いです。
これで、ビジネス書の読書習慣をつけるというファーストステップはクリアしました。
ただ、そこに安住してしまうとそれはある意味コンフォートゾーンに定着してしまうということなので、そこから更に1歩踏みだし、視野を広げるために、2歩目として読書会を活用してみてはいかがでしょうか。
読書会は色々な業種・職種の人、そして本に出会える唯一の場所
僕が主催する東京読書会には毎回色々な人が参加します。
参加者の方々は、年齢・職業・性別様々ですし、趣味嗜好も違います。
ですが、価値観は割と近い方が集まってきます。
そういう人たちから紹介されて読んでみる本にハズレはありません。 価値観が同じなら方向性も同じだろうから結局コンフォートゾーンを抜け出せてないではないかと思うかもしれませんが、通常であれば手に取らない本を購入し、読むということは中々の意思エネルギーを使います。
これはこれで次の1歩に踏み出すと言うことになっているのではないかと僕は思います。
同じ方向に向かっているとしても、歩む人が違えば歩む道も違います。
「僕はこっちの道から来たよ。」「私はこちらから」という話を聞くだけでも新しい気づきがありますので価値観の広がりに大きな助けになるでしょう。
コインには裏面と表面しかないと信じている人は、 側面もあるんだよということを聞かされたとき、その人の視野が大きく広がると言うことです。
自分の考えをアウトプットし、それを聞いた人からフィードバックをもらうことはあなたの可能性を 広げるためにはとても有用な手段なのです。
<参考記事>【東京読書会】僕が社会人勉強会デビューの第1歩に読書会を推す理由
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