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子どもと読書

【東京読書会】子どもに読書癖が付くことによる効能ときっかけ作り

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読書をすることで得られる5つのメリットでは、読書をする”自分自身”にこれだけのメリットがあるよということを書きましたが、それはそっくりそのまま子育てにも役立てることが出来ます。僕は学校の成績は結構良く国立大学までストレートで進学できました。

その大きな要因の一つとして「読書好きだった」ということが挙げられると思っています。

もっと言うと、学問のすべての基礎は読書習慣にあると言っても良いと思っています。

僕の経験を踏まえて、子どものころから読書をすることによるメリットとそのきっかけづくりを纏めてみました。

結論を言うと

メリットは

  1. 集中力がつく
  2. 読解力が上がり論理的思考能力が上がる
  3. 豊かな人間関係を築く助けになる

きっかけづくりに必要なのは

  1. 読み聞かせ
  2. 子どものための本の購入は先行投資
  3. お絵かき

です!

 

1.集中力が付く

読書をするとその作品世界にどっぷり浸かり、外界の情報が遮断されて、いつのまにか何時間も経っていたという経験ありませんか?集中している状態を長く保つ訓練にもなりますし、繰り返し行うことで習慣化して「集中する」という経験値が体に蓄積されます。経験が蓄積されると他の事にも応用が効くようになるので、ここぞという時の集中力を発揮できるようになります。

 

2.読解力が付き、国語力と論理的思考能力が上がる

最初はただ書いてある文章を読むだけで良いですが、それを続けていくうちに、自然に登場人物の心象を想像したり、先を想像したりするようになります。「現状を把握し、未来を予測する」能力が磨かれます。つまり、「今、こういう状態で、これとこれがあるので、この先はこうなることが予想される。」という論理的思考能力が身につくのです。これが身につけば、大学入試レベルまでの現代文読解力は完全に身につけたと言っても良いでしょう。

そして、この能力が身につくと、国語だけではなく数学力も向上するのです。

数学問題は、出題者の意図を読み解き、正確な答えを導き出さなければいけません。

難解だと言われているほとんどの問題が解けない理由のほとんどは、問題文に書いている意味を正確にできないことに起因しています。東大の問題は教科書に書いてあることからしか出ないということは良く聞きますが、ではなぜ解けないのか?それは、問題文を読み解くことができないからなのです。

 

3.豊かな人間関係を築く助けになる

本を読む人は語彙が豊富になるので、それだけ話も面白い人が多いですね。それは子どもにも言えることで、使える言葉が増えると会話力が付き、自然とコミュニケーション能力が高まりますので、子ども同士でも豊かな人間関係を創る手助けになります。話が面白い子って、クラスでも人気者でしたよね。

口が達者になるので、大人からすると、たまに「生意気だなぁ」と思わされることもありますが(僕も我が子にたまに口で負けることがあります(笑))

 

どうやって読書癖をつけさせたら良いのでしょうか?

さて、子どもに読書させることの効能は理解できました。ですが、当人が読書好きにならなければどうしようもありません。本を読んだら集中力が上がるとは言っても好きでもないことに集中することは大人でも出来ないですよね。

ですから、まずは、本を好きになってもらう事から始めましょう。

 

1.読み聞かせをしてあげる

小さな子どもは絵本が大好きです。それが大きくなるにつれて本から離れて行ってしまうのはなぜなのでしょうか。出来れば、小学校に上がるまでは毎日読み聞かせしてあげるくらいはしたいですね。それもただ読むということではなく、登場人物になりきって、感情をこめて読んであげると子どもたちは喜びますよ。僕はナレーションと登場人物ごとに声色やしゃべり方(ゆっくりだったり、超早口だったり)を変えて読んであげるようにしています。また、読みながら「これはなんでしょうか?」というクイズを挟んだりもしています。

<参考>7,500人を教えてわかった!子どもを「本好きにさせられる」親の読み方6パターン(外部リンク)

 

2.本にかけるお金をケチらない

僕が子どもに言っているのは、「本はいくらでも買ってあげる、漫画は自分のお小遣いで買いなさい。」という事です。僕は、本をたくさん買ってもらったおかげで今があるということを実感しているので、親からしてもらったことを子どもに返しています。本は買わずとも図書館でも良いと思います。要は、「子どもが本を読むことに対する投資を惜しまない」ということが大事なのです。図書館に行くのに労力や交通費もかかるかもしれませんが、それもまた、「本のためにかけるお金」なのです。

子どもの塾や参考書にはお金をかけるのに、子どもの読書にはお金をかけないということは、基本が無いのに応用をやれと言っているようなものです。是非「環境は親が作ってあげる」ということを意識してもらえたらなと思います。

 

3.本を読んで、その場面を想像したお絵かきをする

子どもはお絵かき大好きですよね。やりすぎて家の壁に描いたりもありますが…

僕は、子どもの想像力を鍛えるために、「この場面はどんな感じか絵に描いてみようか!」と小学生の娘に言って、たまにお絵かき対決をしています。ジャッジは妻ですが、最近たまに負けています(笑)

 

いかがでしょうか。

 

読書は子どもの成長において、とても重要なポイントをしめるという事、伝わりましたか?

読書嫌いなお父さんお母さんも、子どもと一緒にもう一度成長できる機会を得れますので、二重で得しますね!

 

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