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【35歳の決意】僕が5年間でやったこととその結果【目標設定】

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5年前は35歳でした。

良い高校入って、良い大学を出て、良い会社(東証一部上場企業で誰でも名前知ってる)に入って、人生勝ち組だと(今思えば無理やり)信じてサラリーマン生活を送っていた僕です。

 

就職してから30歳までの約8年間はとても楽しかった。

 

残業も多かったけど、働いた分お金はもらえるし、好きな服は買いたいだけ買ったし、車も買って女の子とドライブしたり、何よりも自分の所属する部門がどんどん収益が拡大していくあるど真ん中にいたのが楽しかったのだと思います。社長目指してたし。

 

ですが、結婚して子どもが生まれてから少しずつ価値観が変わってきているのを感じてモヤモヤしていました。

 

残業が多いのは変わらず、昇格と共に給料も増えたけど子どもと触れ合う時間が少ない。

出世頭の上司が鬱で倒れ、スタッフ部門に異動。

業績が徐々に落ち始めているが、過去の成功体験を捨てられず、根性論で巻き返そうとする上層部。

大量のリストラ、派遣切り。

 

ジェットコースターのように自分の環境が変わり始めたのがその時。

 

それでも、「自分は出来る子だから大丈夫!」という根拠のない自信にすがりついていました。

 

ずっと同じ部署にいることに飽きも感じ始めていた折り、上司に訴え続けた異動が叶いました。

ですが、異動先は切望していた部署ではなく、全く興味が無かった部署。

 

残業は大幅に減ってラッキーと思いました。

しかし、残業が減るという事は残業代がもらえないということなのです。

何とその年の源泉徴収金額、50万円も目減りしていた!!!

 

そして33歳、2人目の子どもが誕生。翌年には3人目が生まれました。

子どもたちの将来のための貯金や積立などで毎月天引きされるお金が増え、手元に残る生活費等考えると以前のように洋服の衝動買いや、年に2回の遠出の旅行などが出来ないなと気づく。

前々から抱えていたモヤモヤがMAXに達していたのかもしれません。

 

そのタイミングで会社の同期が独立したのでした。

「転職じゃなくて独立!?そんなことできるの!?」

という感想です。

サラリーマンとして生きる道しかイメージしていなかった今までの人生。

身近な人間、しかも同期が独立を果たしたことによる衝撃は大きかった。

まさに、カマスの実験のごとく、気付きを得た瞬間でした。

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この時、35歳。末っ子長男生まれたて。

 

稲妻

独立ってそんなこと出来るのー!という衝撃

今までの価値観の崩壊から始まった

本は読む方です。

ジャンルは小説、エッセイ等。ビジネス書、自己啓発書なんて見向きもしませんでした。

 

同期に、どうやって独立したのかと聞いた僕に返ってきた答えは、

「本を読め。」

読んでるわ!と思いつつ、お薦めの本を聞き、それを素直にAmazonでポチり、到着次第読み始めたのでした。

 

ここで一言、

「変わりたい」と言い、アドバイスを求めたにも関わらずそのアドバイスに従わない人は何もなしえまえせん。そして、そんな人には誰も本気で相手などしないでしょう。

 

僕が読んだ本は、「7つの習慣」「金持ち父さん貧乏父さん」です。

どちらも超有名、超ロングセラー。鉄板中の鉄板。

でも僕は読んだことが無かった。

 

金持ち父さん貧乏父さんは20代の時に別の人から薦められた時には手に取りすらしなかった。

7つの習慣は厚さにやられて(笑)

人にはタイミングがあります。

変わりたいと思うタイミング、チャレンジするタイミング、人を好きになるタイミング。

そして、人は見たいものだけを見て、聞きたい話だけを聞きたいという習性もまたある。

20代の僕はそれらの本を手に取るタイミングでは無かったのでしょう。

変わりたいとも思ってなかったし、チャレンジしたいとも思ってなかったからです。

 

ですが、35歳、これは人生勝ち逃げ出来ないぞと、それまでの価値観(上場企業のサラリーマン最高!)が揺らぎ始めたところで、同期の独立という蜂の一刺しがあったのです。

 

小さなヒビは簡単に大きくなり、それまでの価値観は崩壊しました。

 

 

 

 

 

 

あ、お金ってそういう風に世の中回ってるのね

金持ち父さん貧乏父さんを読み終わった感想がこれ。

それまでの僕は

投資とか借金とか絶対にしてはいけないものだし、お金は額に汗して働いて「頂く」もの。

「今日徹夜明けでさ~」とか地獄のミサワみたいなセリフも言ってました。

「生産性?何それ?」みたいな。

 

そういう教育に疑いなくここまで来た僕にとって、不動産投資や株式投資で大成功などというものはテレビの向こう側にいる「成功者」だけが持つ魔法のようなものでした。

魔法は一般人には扱えないので、それまでの僕は勉強しようと思った事すらないジャンルです。

そんな僕がこの本を読み終わって、

「なるほど、だから金持ちは更に金持ちになるのか…でも、一般人でも金持ちになることが出来るのか!」

と希望を抱いたのでした。

金持ち父さん貧乏父さんの大ヒットから10年ほど経っての気づきでした。

驚き

そうだったのか!35歳にして新しい気づき。

世界の見え方が変わる

それからは目に見える世界、触れる情報に対する捉え方、気付きの得方が大きく変わりました。

これはビジネスの種になるかも?とか、これはこう工夫したらもっと儲かるかも?とか。

 

そして、アフィリエイトなどの勉強をして実際チャレンジしましたが、全然売れませんでした。

この時初めて、子どもの頃に親から言われていた「お金を稼ぐというのは大変なのだ!」という事を知りました。

 

サラリーマンのままであれば、大したパフォーマンスが無くてもある程度の給料が支払われます。

ましてや日本の法律が「出来ない奴」でも簡単にクビに出来ないよう守ってくれている。

だから、ぶっちゃけ、「お金を稼ぐのは大変なんだ!」という言葉は、無駄遣いさせないようなただの"脅し"だと思っていました。

ですが、この言葉には前置きがあったのです。

「自分の名前だけで」

という前置きが。

 

人は、見たい情報しか見ず、知りたい情報しか取りに行きません。

僕は、自分の名前で稼げるようになりたい!と切望していました。

その時Facebookで繋がっていた大学の先輩が発信していた内容がまさに自分が求めていたものだったことに気付いたのでした。

 

その先輩の発信を何年間も見続けて、イイネしていたにも関わらずです。

 

セミナーというものに初めて参加した。

先輩が、Facebookによるセルフブランディングセミナーを開催すると告知しているのを目にしました。

お値段は、家族持ちのサラリーマンからするとまあまあ値が張るものでしたが、先行投資の大切さをなんとなく理解していた(この時までに色んな本を読んでいた)僕は、ちょっとだけ躊躇しましたが勇気を出して申し込みました。

そのセミナーは本当に充実していて、非常に理にかなっていました。

「確かにこれをやればインターネット上に自分のファンを作れる!」

そう確信したのです。

 

実はこの前にも無料集客セミナーなるものに参加したこともあるのですが、内容はハッキリ言って鼻くそのようなものでした。まず、集客セミナーなのに集客出来てない。

そして、無料セミナーの最後には高額なバックエンド商品の登場。

色々と勉強した今ならそもそもこんなセミナーに申し込みもしないですが、この時は少し腹が立ちました。

 

ノウハウ系のセミナーで大事なことは、そのノウハウの再現性です。

そして、やはりある程度の金額を支払って得たノウハウは、「ちゃんとやれば」必ず結果が出るものです。

結果が出ない人はちゃんとやってないと断言できます。

 

ここで一言、

真似をしても上手くいかないという人、多分ですが真似してません。真似をするということは、「全部」真似をするという事です。上手くいかない人は、「自分が出来そうなところだけ」真似しているのです。それでは上手くいかないのは当たり前なのです。

セミナーで得た知識を実践したら1年で結果が出た。

セミナーの内容は先輩の商材なので詳しくは書きませんが、僕はそのセミナー内容を全て、漏らさず真似をしました。

SNSでの発信を1年間毎日やれと言われたので、1年間毎日やりました。

 

僕が発信したことは、「人生は、収入源を複数持つことでもっとポジティブになるよ。」という事です。

 

当時は会社は副業禁止でしたので、その発信内容だとアウトです。

ですから、新しいアカウントを作り、既存の知り合いとはつながらず(友だちかも?に出てきたらブロック)、友だちゼロからスタートしました。

 

そして1年後、僕のFacebook友人数は1000人を超え、その中からビジネスパートナーも生まれました。

その結果、僕が1年前にセミナーに投資した金額は、それ以上の金額になって返ってきたのでした。

 

変わろうと思って、アドバイスを聞き、素直に実行し、1年継続した結果、ほんのちょっとの結果が出た。

ですが

このほんのちょっとした結果は、会社の名刺を使って獲得した何億円の商談よりもはるかに嬉しいものでした。

喜び

やっぱり結果が出ると嬉しいです!

会社の人たちとの距離感のクセがすごい!

そうやって、少しずつ変化した1年ですが、今までいたコミュニティ(主に会社)の人たちとの関わり方については、少しどころではない大きな変化が起きました。

まず、仕事後飲みに行かなくなりました。

それまでは週3くらいで飲みに行っていたのが、「人生を変える時間の使い方」を意識しだして、その時間が未来のためには必要性がゼロだということに気付いたからです。

 

また、その時にはすでにサラリーマンとして生きることを辞めると決めていたので、「サラリーマンとして生きよう」と考えている会社の同僚とはドンドン話が合わなくなっていきました。

孤立感は無かったですが、不思議な感覚でした。

 

ここで一言

性格が合わないのはどうとでもなるが、価値観が合わないと摺合せは無理。

 

目標を立てて、エンジンを乗せ換えた瞬間があった

そんな感じで日々コツコツ副業推進していたのですが、「副」業の意識を抜け出す事が出来ていなかった事に気付いたタイミングがありました。

 

あるセミナーに参加した時、その主催者の最後のスピーチが僕の甘さを綺麗に消してくれたのです。

「私が30歳になった時に決意したことがある。それは、40歳の誕生日を迎えた時に30代を振り返って、1ミリも後悔していないと言い切ることだ。そして今40歳になって、私の30代は1ミリも後悔していないと自信を持って言い切れる。」

 

めちゃくちゃかっこよかった。

僕はその時35歳でした。

「よし、今この時からの5年間は1ミリも後悔しない30代にしよう!」

と決意したのでした。

 

そこで「副」業ではなく、「複」業の意識が明確に根付いたのです。

 

どっちも本業。

 

決めた事

  1. 空き時間でやろうという意識ではなく、時間を作る努力をし、出来た時間は全て将来を創る仕事に充てよう。
  2. 毎日やろう。
  3. 5年でサラリーと同じ収入を得て、10年でサラリーの倍にして脱サラしよう。
  4. そのためには今の意識、行動、量では達成できない!エンジンを乗せ換えるんだ!

 

①は、「モチベーション革命」に書かれていた、ライフワークを形にするための考え方でもありました。

モチベーション革命
【東京読書会ワークテーマ】「モチベーション革命」から世代間ギャップを読み解く

モチベーション革命 著者 尾原 和啓(おばら かずひろ) IT批評家・藤原投資顧問シニアアドバイザー 1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科応用人工知能論修了。 阪神・淡路大震災時のボランティアの ...

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40歳になりその決意は達成できたか否か

今年の4月で僕は40歳になりました。

35歳に立てた目標と、決意は達成されたのかどうか。

70%達成だと思っています。

 

1ミリも後悔していないか?

後悔は1つだけあります。

37歳の時でした。

「いつか会いたいな」と思っていた大学時代の友人が亡くなったことです。彼とは一人暮らしの家も近く、良く遊んでいました。

卒業してからは会社が遠く離れていたこともあり、一度も会っていません。

ですが、僕の中ではたまにふと思い出す、「いつかまた会って一緒に酒飲みたいな。」という友人でした。

いつかは来ないのだということを、痛感しました。

会いたい人には、いつかではなく、今会いに行った方が良い。

会いたい人に、会いたいと思った時に会いに行ける自分にならなければならない。

そう思った出来事でした。

それ以外に後悔はありません。

 

毎日やったか

毎日活動しました。毎日朝活、夜活、土日の読書会。

家の事情でどうしても休日等活動出来ないときは最低でもSNSで情報発信。

0⇒1にする時が一番大変だと言われますが、そこを突破するのは行動量しかないと確信しています。

今、僕のサラリー以外の収入はグングン伸びています。

 

サラリーと並んだか

残念ながらそこまではいきませんでした。

しかし、今年10月くらいから20万円を超えてきています。

青色申告も行い、確定申告もしているので、毎年の還付も受けています。

そして、仕組化も進んでいるので生産性という点ではサラリーとは段違いの収入の質の良さです。

目標未達ですが、あと5年で倍にするという目標に対しては誤差の範囲だと思っています。

加速

重力圏を抜け出すためには相応のエンジンが必要だ

所属するコミュニティを変えよう

僕は、現状不満足で、未来を変えたいという強い思いがありました(今もあります)。

 

「君が今もサラリーマンなのは、君の周りにはサラリーマンしかいないからだ。ツルミを変えよ。」

 

そう言われたことがあります。

両親は専業主婦の母とサラリーマンの父。

小中高大の友人関係で起業した人間はいない。

自分は何の疑問も感じず、一部上場企業への入社をめざし、達成し、当時は満足していた。

テクノロジーの進化によって社会の在り方、人と人との関係性が大きく変化し、現状維持は緩やかな死であるという事に気付いてしまった。

会社の同僚も「このままではまずい」と思ってはいても、行動には移さない。

そういうコミュニティにいることに何の疑問も感じなかったそれまで。

 

その価値観がたったの一言で崩壊しました。

 

もちろんタイミングもあったのだと思います。

25歳の時に言われても、

「何言ってんだこの人、サラリーマン、良いじゃないか。」

と鼻で笑っていたでしょう。

 

大事なのは、「おかしいな」と思ったらすぐに行動を起こすということです。

今あるコミュニティからほんの半歩でも踏み出す事が出来れば世界は驚くほど違って見えます。

 

僕はコミュニティを変えたことでサラリー以外の収入と、可能性は無限大だという価値観と、人生は自分のものだとという自信を得る事ができました。

 

このコラムを読んでくださった方で共感してくれた方は是非一歩踏み出し、自分らしく生きられるコミュニティというものを見つけて欲しいなと思います。

 

未来デザイン読書会を主催して良かったなと思う事は、この読書会のワークを通じて自分に自信を持ち、自分のコミュニティを創る側に回ろうと行動に移した人が何人か出てきたことです。

 

この読書会は参加者の人生に1°(イチド)の変化をもたらすという理念のもとに運営しています。

 

人生を毎日1°(イチド)アップデートさせよう!

 

そういう価値観の人たちが集まって、楽しくないわけが無いんです。

 

僕が5年間継続できた最大の理由は、楽しいからなのです。

 

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