未来デザイン読書会の、「やらない決意ワーク」では、行動の断舎利を行い、未来のために行動する「自分自身のための」時間を創るというワークを行います。
僕は、やらない決意を読んでから徹底的に行動の断舎利を行い、下記のように『未来のための自分時間』を創っています。
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【東京読書会ワークテーマ】未来のためにやるべきことを明確にする「やらない決意」
相反するタイトルの本から導き出される答えとは 「やらない決意」と「結局すぐやる人が全てを手に入れる」この二つの本。 タイトルだけ見ると全く正反対の事を言っているように見えます。 ですが、 ...
今回は、時間を創ることを起点として、目標設定と達成マインドについて考えていきましょう。
1週間を8日にして回数券購入特典を得る方法とは!?
回数券特典!?1週間を8日にする?何を言っているんだろうこの人は。
と言わず、まあ聞いてください。
僕が言いたいのは、無駄な時間を削ると1週間で1日分の時間が生まれますよという事なのです。
僕が自分のために使おう!と決めて、実際に行動に落とし込んでいる時間管理は以下のような感じです。
平日朝の1時間×5日
平日夜の2時間×5日
土日で合わせて8時間
5時間+10時間+8時間=23時間
日々の行動を見直し、無駄だイヤだと思っていることを断捨離すると、
1週間で約1日分の時間が出来ます。
1週間を8日にすることが出来るのです。
年間48日です。
5年で240日、10年で480日です。
1年以上得しています。
10回分の回数券を買うと1回分無料!の超豪華版と考えると楽しくなりませんか?
時間だけは平等だと言われますが、考え方次第で不平等な差を付けることが出来ます。
しかも、誰とも競わずに。
誰でも出来ることを誰にも出来ないくらい続けた人が結果を出すのは自明なのです。
ただ、この、時間を創りだす考え方は手段にすぎません。
他の記事でも書いていますが、やはり目標を決める事が継続のコツです。
10年後の大目標を達成するために、半年ごとの小目標を設定する。
目標達成のためにも思考と行動の断舎利が必要だという事は、「目標達成のために必要な4つの「捨てる」という考え方」でも言いました。
今回は、さらに掘り下げ、10年後の大目標(例えば資産1億円!)を達成するためにどのような考えで思考し行動に移せばよいのかを僕なりに考えていました。
そして、その答えは、青山学院大学陸上競技部の原晋監督が示してくれたのです。
それは、「半年で半歩進化!」という考え方でした。
原監督は、青学大陸上部の監督就任時に経営層に向けて10年後に箱根優勝という目標を掲げ、11年目に見事それを成し遂げました。
単純に優勝という目標を掲げることは誰にでもできますが、原監督はそれを自分だけではなくチーム全体、そして、選手個人個人にまで落とし込み、いかにして達成するのか日々の行動レベルまで意識を浸透させました。
その中で基準となったのが「半年で半歩進化」でした。
出来もしない壮大な目標を掲げても、それは単なる絵に描いた餅に終わるので、自分が努力して到達できる(半年で半歩進むことが出来る)目標を半年ごとに選手個人に立てさせていました。もちろんチーム目標も全員で話し合って決めさせたと言います。
半年半歩の複利効果が凄い!
複利ってわかりますか?金融用語なのですが、この半年半歩の考え方は複利の考え方を知っている人にしてみると、「そりゃ11年で箱根優勝するわ!」という考え方なのです。
複利とは
複利(ふくり)とは、複利法によって計算された利子のこと。複利法とは、元金(がんきん)によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式であり、元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。したがって、各期の利子が次第に増加していく。投資や借金などでは、雪だるま式に利子が増えていくことになる。重利(じゅうり)とも。Wikipediaより
1歩は、半年後には1.5歩になります。1年後には1.5歩の半歩なので、2.25歩です。これを10年継続すると…
なんと2200歩以上です!
そりゃ優勝するわ!ではないですか?
大学陸上生活は4年なので、1人の選手の半年半歩は4年で終わります。
ですが、原監督はチーム全体の半年半歩を続け、更に、それまで積み上げたものを新1年生にも受け継ぐので、新1年生は高いレベルからスタートし、そこから半年半歩を積み上げていくのです。
もう一度言います。
そりゃ優勝するわ!
ただ、これは高度なチームマネジメント能力とコーチングスキルが必要だということは間違いありません。
培ってきた技術や精神を、新しい人に教えるという事は多大なエネルギーが必要だからです。
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【東京読書会書評】人を育て組織を鍛え成功を呼び込む勝利への哲学
【東京読書会書評】最高のリーダーは何もしないはリーダーのバイブルに成り得る!では、ビジョン型リーダーシップについて学んだことを書きました。 今回紹介する本は、青山学院大学陸上競技部監督である、原 晋氏 ...
半歩進むために自己成長に焦点を絞る
チームビルディングは、自分の成長はもとより他人の成長も促さないといけないので、ある意味マルチタスクです。
マルチタスクって、結構疲れますよね。
元々人間はマルチタスクには向いていないと言われています。
結果を出すのに一番の近道は1点突破とハードワークです。
あなたの未来を変えるのは、あなた自身が頑張って変えるしかありません。
ただ席についていたら配膳されていた給食とは違うのです。
自分で取りに行くしかない。
とはいえ、最初からリーダーシップもマネジメント力もある人なんていません。
あなたの最初の突破する1点。
それを自己成長に定めるのです。
やることを決める、知識をつける、始める、継続する。
全ては自己成長から始まります。
目標達成の大原則は、目標となる結果を決め、そこから逆算して「今」の行動に落とし込むことです。
自分で立てた目標が大きすぎて何も始めない人がいますが、結果だけを見て尻込みするのではなく、
目の前のベビーステップ、小さな階段を上ることから始めましょう。
その積み重ねの結果の10年後の2200歩なのです。

自己成長に集中しよう!
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行動を継続して目標を達成するために必要な3ステップとは
継続する人とすぐ辞める人の差はどこにあるのか? 結果を出している人(ここでは起業で成功したり、独立して個人事業主として継続的に成果を出し続けている人と定義します)の講演や著書を読んで気付いたことがあり ...
常に、ゴールと今を意識する
半年半歩は、最初は小さな成長幅ですが、時間の経過と共に「成長のレバレッジ」が効きます。
そのため、歩幅が大きくなるので、成長スピードはどんどん加速します。
最初の一歩すら踏み出さない人は、イメージする力が弱いのが原因ではないかと僕は思っています。
イメージする力が弱いとはどういうことでしょうか?
ゴールしか見ない人は、今をおろそかにしがちです。
逆に今の積み上げでしか物事を考えられない人はゴールを見失い迷走しがちです。
ゴールしか見ない人はこんな人
僕が、10年後には2200倍の自己成長を遂げているってすごくないですか!?
と結果を示すと、「それはすごいですね!是非やります!」というと、すぐに行動に移す人がいます。
ですが、そのうちの8割は10年どころか3ヶ月で行動を辞めてしまいます。
なぜでしょうか?
その人が辞めた理由は「全然結果が出ないから」というものが圧倒的に多いのです。
結果は10年後に出ると最初に聞いていたはずなのに、3ヶ月での短期成果に囚われてしまっています。
ゴールしか見ない人は、自分を過信しているのではなく、楽してその結果を得ようという考え方をしがちです。
イチローだろうが本田圭佑だろうが、今の結果を得るためには何万時間もの鍛錬を継続してきたからなのです。
今の積み上げで物事を考える人はこんな人
こういうマインドを持った人に共通した口癖があります。
「まずは」
です。
この人の結果に到達するための考え方は、まずはこれをやって、それが出来たら次はこれ。
という風に、結果や、結果を得るためのチェックポイントのための期限を決めずダラダラとタスクをこなしがちです。
こういう人は、最初の簡単なタスクはある程度すぐに結果が出る(例えば早起きをするとかは、起きることが出来れば達成)ので、一定期間は継続できすのですが、これが続くと、手段と目的がごっちゃになり、何をやっているのかわからない状態に陥ります。
ゴールを決め、そのゴールを見据えつつ、今に全力を尽くす
目標設定の大原則は、「いつまでに」そうなると決め、そこから逆算して、「今」すべきことに集中することです。
会社で出世したいのであれば、「今」成果を出さなければ誰も推薦してくれません。
「自分が部長になれば、もっと上手くやれるのに、周りはわかってないなぁ」というか飲みの席で言っている人、すぐにやめた方が良いです。
「私は自分を過信しているだけで、周りから見るとただの無能です。」という宣伝をしているだけなので。
「ある程度お金が貯まったら独立する。」という間違った独立志向もすぐに改善するべきです。
「3年後に独立するために1000万円貯める!」と決め、それを達成するためのロードマップを引き、すぐに行動に移し、ハードワークしましょう。
今500万円あるのであれば、3年で500万円です。1年で166万円、1か月で13万円です。
これは中々大変な数字ですが、達成できる人は日々の変動費、固定費をすべて洗い出し、この13万円をねん出するためにあらゆる手段を使うでしょう。
ゴール:3年で1000万円➡残り500万円➡1年で166万円➡1か月13万円➡今出来ることは何か!?
このように、達成する人は全てゴールから逆算する事と今ハードワークをする事がマストという二つのマインドを持っているのです。
結果を出すためには原因を作ればよい
いかがでしょうか。
あなたに目標があるのであれば、今何をしなければならないかイメージできたでしょうか。
イメージできた人はすぐに取り組んでください。
すぐに取り組み、走りながら修正するという事を行ってください。
イメージできた瞬間結果は決まっています。
自分がすることは、結果につながる原因を作ることなのです。
参考リンク:『原因と結果の法則』の要点まとめ!今すぐ人生を好転させる方法とは?(外部サイト)
最後に、この動画を是非見て下さい。
時間という財産: Hidetaka Nagaoka at TEDxSaku
長野県佐久市で2014年5月に開催されたTEDxSakuにて。
長野県上田市在住。40歳。
高校時代、左半身麻痺になるも奇跡的に回復。その経験から命に向き合い、人生観が大きく変わる。
上田西高校の教師を5年間務めるも、「公教育で見放されがちな、生き辛さに苦しむ若者たちに手を差し伸べたい」と、自分の学校を作るために退職。2003年に教え子たちと設立したHIDBOOKSから出版した自叙伝「脱・教師 ダッセン」が大きな反響を呼ぶ。
2004年に「NPO法人侍学園スクオーラ・今人」を設立し、理事長に就任。生きる力を共に育む「共育」という理念が多くの賛同者を集め、公教育とは違う道を認められる学校「オルタナティブ(代替的な)スクール」という教育カテゴリーを確立した。
2008年には厚生労働省の「地域若者サポートステーション事業」を受託。
現在も執筆活動や講演会を行い、新しい生き方のモデル・新しい共育のモデルを訴え続けている。
NPO法人侍学園スクオーラ今人
http://www.samugaku.com/
この東洋経済の記事もとても参考になります。
「マネ」をすることは役職や業界経験年数など関係ありません。マネ+改善によって、誰でも最短期間で最大効果を上げることができるのです。逆に言えば、結果も出ていない「自己流」の仕事のやり方に固執していては、いつまでも成長しないかもしれません。
未来デザイン読書会は結果を出すための原因の一つになる読書会です
「思考が感情を生み、感情が行動を生み、行動が結果を生む」と言いますが、未来デザイン読書会は、まさにその最初の一歩、思考を変えるワークを行います。
今にもやもやしているが何をして良いか分からないという方、是非一度ご参加ください。
ヒントはここにあります。
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僕は、休日の朝活はワークショップ形式の読書会を主催していますが、平日はテーマを設けたフリートーク朝活を主催しています。 <参考>【東京】未来デザイン読書会~ワーク付読書会~ どんなテーマで朝活している ...
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