【97冊目】
読んでの第一声「熱いなぁ~。」って思いました。
自己検証、自己嫌悪、自己否定
この3つがないと人間は進歩しないというけど、
これらを経験し、感じてきたからこそ溢れてくるこの熱さ。
私にはなくて、羨ましいほどの熱がこもった一冊でした。
読書はなにが書かれているかではなく、なにを感じるか
見城さんの今までの人生が感じられる、
見城さんの感情が今までの経験や読書による言葉の厚みとなって表現されている、
そんな本でした。
読書を通じて、一生で経験できないことを学ぶ
とありましたが、
この本こそ、読書から得られる人の経験を感じることができる本だと思える一冊でした。
「読書はなにが書かれているかではなく、なにを感じるか」
たくさん読み、知識を重ねることがいいことなのではなく、
そこからどれだけのものを感じることができるのかの方が重要なのだと言います。
この本は感じるどころか、訴えてくるものが強すぎるくらい感じるものが多かったように感じます。
小中学生のころにいじめにあい、ここではない「ほかの場所」を求めた読書。
高校のころの読書で身に付けたさまざまな価値観。
いじめられたり、理不尽を味わったり、地獄を経験すればするほど強くなっていく。
見城さんの様々な経験をたくさん感じることができました。
言葉は人の生き方だ
また、編集者として働きはじめてからの“圧倒的な努力”に圧倒されます。
ここに言葉として書いてある裏には壮絶な“圧倒的な努力”があり、
ここまでしないと感じられないもの、
分からないものがあるのだと分かりました。
また、戦っていく上で必要とされた“言葉”についても、
「言葉とはその人の生き方だ。言葉を持っている動物は人間しかいない。生き方から搾り出されてきたものが言葉であり、そして自分が発した言葉がまた自分の生き方をつくっていくのだ。」
と言い、編集者としての武器は“言葉”だと強く述べてあるところがとても印象的でした。
この言葉一つ一つが、見城さんの生き方から搾り出された言葉だということがひしひしと伝わってきます。
「死」について
見城さんが“死”について述べた部分では、
やはり、死ぬのは怖い。だから、せめて救われるために、死の瞬間に「自分の人生はまんざらではなかった」と思って目を閉じたい。とはいえ、まったく後悔せずに死ねることはあり得ない。…
などと述べてあり、
後悔しないように全力で(本当に全力で)生きるという死生感が溢れており、
それを実行して生きている人なのだということが伝わってきました。
絶望し切って死ぬために今を熱狂して生きろ
全然“熱狂“が足りてないなと思い知らされましたね( ;∀;)
私も圧倒的な言葉を身に付けたい、そう思える一冊でした。
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