【92冊目】
今日も小説です。この本すごくおもしろかったです！
いろいろ考えさせられました。
医療者として、人として、何を大切にするか。
死とどう向き合うか、生とどう向き合うか。
様々なことを考えさせられる本でした。
「生」と「死」に向き合う
本書にはある二人の医者が登場します。
一人の医者は、“死神”と呼ばれており、「死」を受け入れて残りの日々を大切に生きる道があると説く。
もう一人の医者は、奇跡を信じ決して「生」を諦めない。
どちらも真っ直ぐでぶれなくて、患者さんと真剣に向き合っていて、
でも、人の生死はそんな簡単なものじゃなくて。
葛藤や、迷い、不安…様々な感情を抱えながら日々選択しているのが伝わってきました。
どれを選ぶのが正解というものではないし、
どれを選ぶのが正解なのかは分からないけど、
日々決断し進んでいかないといけない患者と医者の姿がとても印象的でした。
とある会社員、とある大学生、とある医者の3人の生き方、
“生”と“死”への向き合い方からたくさんのらものを学ばせてもらいました。
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