【7冊目】
題名の通り、『生き方』について書かれた本です。
一人の人間としての生き方はもちろん、
企業や国家、
さらには文明あるいは人類全体までを視野に入れて書かれています。
生きていく上で本当に大切にしなければならないことを再確認させられました。
今日もハッとさせられる部分がたくさんありました。
生きる意味
p.14 私たち人間が生きている意味、人生の目的はとこにあるのでしょうか。もっとも根源的ともいえるその問いかけに、私たちはやはり真正面から、それは心を高めること、魂を磨くことにあると答えたいのです。
p15 「この世へ何をしにきたのか」と問われたら、私は迷いもてらいもなく、生まれたときより少しでもましな人間になる、すなわちわずかなりとも美しく崇高な魂をもって死んでいくためだと答えます。
働くとは…仕事とは…
p.16 労苦とは、おのれの人間性を鍛えるための絶好のチャンスなのです。試練を「機会」としてとらえることができる人ーそういう人こそ、限られた人生をほんとうに自分のものとして生きていけるのです。
p.23 働くという営みの尊さは、そこにあります。心を磨くというと宗教的な修行などを連想するかもしれませんが、仕事を心から好きになり、一生懸命精魂込めて働く、それだけでいいのです。
考え方×熱意×能力
p.24 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
掛け算なんですね。
足し算ではないんですね。
また、考え方にはマイナスもあると述べています。
p.39 その人の心の持ち方や求めるものが、そのままその人の人生を現実に形づくっていくのであり、したがって事をなそうと思ったら、まずこうありたい、こうあるべきだと思うこと。それをだれよりも強く、身が焦げるほどの熱意をもって、そうありたいと願望することが何より大切になってきます。
思いで物事は変わる
p.43 不可能を可能に変えるには、まず「狂」がつくほど強い思い、実現を信じて前向きに努力を重ねていくこと。それが人生においても、また経営においても目標を達成させる唯一の方法なのです。
唯一と言えるほど大切なんだなと思いました。
p.54 「われわれの心のうちには災難を引き寄せる磁石がある。病気になったのは病気を引き寄せる弱い心を持っているからだ」
谷口雅春さんの『生命の実相』という本に出てくる一説だそうです。
生き方
p.67 安易に近道を選ばず、一歩一歩、一日一日を懸命、真剣、地道に積み重ねていく。夢を現実に変え、思いを成就させるのは、そういう非凡なる凡人なのです。
p.135 正しい生き方とは、けっしてむずかしいことではないはずです。子どものときに親から教わった、ごく当たり前の道徳心ー嘘をつくな、正直であれ、人をだましてはいけない、欲張るなーそういうシンプルな規範の意味をあらためて考え直し、それをきちんと遵守することがいまこそ必要なのです。
これはとても大事だと感じました。
p.176 「たしかにあの世には地獄もあれば、極楽もある。しかし、両者には想像しているほどの違いがあるわけではなく、外見上は全く同じような場所だ。ただ一つ違っているのは、そこにいる人たちの心なのだ」
人としてどうあるべきかを考えさせられたとてもいい本でした(*^^*)

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