【 69冊目】
#生きる力ってなんですか?
#おおたとしまさ
「生きる力ってなんですか?」と7人の識者に聞いてみた答えがこの本です!
それぞれの経験から「生きる力」とはなんなのかの答えが述べられておりとても面白かったです!
また、この本“子ども編”もついているので子どもにも読んでもらいたいなぁと思える本でした📕
内田樹さんの生きる力
「生物としての力」とは「できあいのシステム」がなくてもなんとかできる力
映画で例えているのが面白いんですよね。
映画の中で言うと政治家やお金持ちは生きる力がない役のことが多い。
逆に生きる力が強いのは“技術者”たち。
自分の仕事を熟知していて、自分に何ができるか、何をすべきなのかを知っていてそれを実行できるからだそうです。
つまり、
「今手元にたまたま残された資源の中に含まれている潜在的な有用性を発見できる能力」
を生きる力と呼んでいます。
乙武洋匡さんの生きる力
自分の人生を自分で決めていく力
現代は、自分の生き方や自分の人生を、自分で決められない人が増えているように感じます。
多くの人が、親の言うこと、教師の言うことを疑うことなくなんとなく受け入れてきたという現状があると思います。
そこに対して「本当にそうなんだろうか」という疑いを持ち、
親はこう言っているけど、
大多数の人はこうだと言うけれど、
「自分はこうだ」と判断したり、
その判断に沿って行動したりする力を身につけていかなければいけないと言います。
つまり、それができないと、自分の人生を生きられない。
自分の人生でない人生とは、
親に従った人生であり、
教師に従った人生であり、
社会に従った人生です。
西原理恵子さんの生きる力
おかしいことを「おかしい!」と言えるのが生きる力
現在、日本では年間3万人近い自殺社が出ています。
むちゃな働き方を「おかしい!」と言えるのが生きる力。
そして、人にウソをつく仕事より、人に感謝される仕事をすること。
「なんちゃやない(どうってことない)」という思いで人生を生きることが大切だと言います。
椎名誠さんの生きる力
「死」を意識して「生きる」意味を知る
死を意識して始めて生きることを見つめることができるし、
究極を言えば、地球が生きることも考えなくてはいけないと言います。
家族を大切にすることも大事だし、もちろん生きるために勉強することも大切だと言います。
日本は、恵まれている。
だからこそ見えづらくなっている「死」にもっと目を向ける必要があるのではないかということでした。
三浦雄一郎さんの生きる力
生きる力とはもともと自分に備わっている力
三浦さんは、生きる力がなくなっていました。
そんなときに、「こうなりたい」「これを成し遂げたい」という大きな志を持つことで生きる力が復活したと言います。
夢を絶やさないこと、大きな夢に向かって小さな努力を続けることが生きる力につながると言います。
生きるって楽しいことなんだよ!
他にもたくさんの生きる力が紹介されていました。
それぞれの「生きる力」があって面白いなと思います。
子どもたちには生きる力をもって育ってほしいなと思うし、
大人たちは生きる力を育ててあげなければいけないのだと思います。
「生きる力」を育てなきゃ!と思うのではなく、
「生きるって楽しいことなんだよ」っていうのを子どもたちに伝えていくのが私たちの役目なのではないかなと思います。
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