病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト

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みづきの読書記録

【みづきの読書記録】病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト【感想】

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【 62冊目】

病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト
#病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト
#仲本りさ

現役の看護師である著者が仕事を始めた1~2年生のころ、

患者さんや一緒に働くスタッフから感じたこと、学んだこと、

悩みや葛藤がたくさん描かれていました。

イラストがとってもかわいくて、読みやすかったです☺

しかし、涙なしでは読めません😭笑

看護師として働くうえで感じるたくさんの思いがつまっていて、

その気持ち分かるな、おんなじように悩んで涙することあるな、

と私が関わってきた患者さんを思い出しながら読んでいました。

また、看護師としての自分をもう一度見直すことができた良いきっかけとなりました😂

日々忙しく過ごすなかで、

自分が働きはじめるときに決意したことを忘れてはいないか、

ちゃんと患者さんと向き合えているのか、

納得のいく仕事を全力でできているか、

と様々なことを考えさせられました。

種田先生が教えてくれたこと

Episode .3「種田先生が教えてくれたこと」

亡くなった患者さんがいて、種田先生は

「俺は仕方なかったとは思ってない。救いたかった。たとえ治療で救えなかったとしても、少しでも、ご家族を悲しませないように配慮ができたはずだった。医療者はさ、患者さんと、その人を大事に思う人たちを、少しでも幸せにしなくちゃいけないんだ。」と。

先輩は、「敗戦から学ぶことはない。だから腕を磨くしかないよ。」と。

今日はもう、取り戻せない。だからこそ、“腕を磨く”しかない。

看護師をしているなかで、取り戻せない過去、取り戻せない命があって、でもそれでもまた前を向いて仕事していかないといけなくて、 “もっと腕を磨きたい”と思うことがたくさんあります。

それで患者さんが戻ってくるわけではないし、

今までやってきた看護をやり直せるわけではないけど、

自分の腕を磨き続けるしかないのだと思います。

あかりちゃんが教えてくれたこと

Episode.4「あかりちゃんが教えてくれたこと」

あかりちゃんの、「助ける以外考えられへんかった。自分に助ける術があって、それを使わないっていう選択肢はなかった。」という言葉。

人のいのちについて改めて考えさせられました。

救えるいのちをどうやって救うか、

一人ひとり答えは違うし、

まだまだ考えていかないといけない部分です。

考えても考えても明確な答えが見つからないかもしれません。

しかし、一生懸命考えて毎日看護していくのが私たちの仕事なのだと思います。

きよさんが教えてくれたこと

Episode.5.6「きよさんが教えてくれたこと」

いのちがあと少しで終わってしまう、そんなきよさんに対して、

“私は何一ついいことは言えないままだったけれど、きよさんがやわらかく笑った。

最後の最後まで、できることをやろう。きよさんにとって、少しでも良い時間をつくれるように。”

看護師として患者さんに寄り添うこと、寄り添うとはどういうことなのか、を改めて考えさせられました。

自分が看護師として患者さんに何ができるか、

毎日たくさんたくさん考えてやっていることが寄り添うことなのかなと思いました。

これが正解とか答えはひとつじゃなくて、

患者さんに“寄り添う”の形はたくさんあって、

自分にできる“寄り添う”を続けていきたいなと思いました。

日々自分を磨いていくこと

これからも悩むこと、後悔することたくさんあるとは思いますが、

自分が看護師として、人としてどうなりたいのかを見失わないように前に進んでいきたいなと思いました☺

一日一日、

一人一人を大切にし、

日々一生懸命考えながら、

自分を磨きながら、

看護していくのが看護師としての使命だと思いました。

明日からも頑張ろうと思える良い本と出会えました!

そしてこの本、多くの看護師さん、看護師を目指す人に読んでほしいなと思いました!
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