【 59冊目】
#幸福について
#ショーペンハウアー
#teamバンミカス
#伊佐義勇
最近、哲学書やビジネス書のまんが版多いですね。
読みやすくて印象に残りやすくてとても嬉しいです。
まんが版を読んだうえで原作読んだり、原作読んでまんが版読んだりするとより深く学べるなぁと最近思います。
この本は、原作『幸福について』のまんが版です。
ショーペンハウアーは19世紀のドイツの哲学者であり、プラトン、カントを学び、30歳で主著「意志と表象としての世界」を完成させた方です。
後の哲学者、作家などに大きな影響を与えた人物としても知られている方です。
みなさんは今、幸福ですか?
さて、みなさんは今幸福ですか?
幸福とはなんなのでしょう。
ショーペンハウアーは、幸福について
人間は他人と合わせようとして自分の4分の3を失う。人生においてできるだけ幸福に生きるためには、自分のなかに享楽を見出す術を見出すことだ。
と述べています。
自分と他人を比べて、自分を見るから人生に対して悲観的になり、幸福でなくなる。
他人ではなく、もっと自分に意識をむけないといけないと述べています。
自分が幸せになるために何をすればいいのかを知っている
p.31 賢いものは自分の“人柄”を知っていて自分のやりたいことを知っている。自分の力や限界がわかっていて自分自身が幸せになるために何をすれば一番いいかがわかっている。
自分と向き合うとおのずと自分のやれること、やるべきことが見えてくるそうです。
現在は、SNSのおかげで24時間誰かと繋がれる時代です。
誰かと繋がって、多くの人の人生と自分を比べてしまって自分の人生を悲観してしまう…
という人が多いように感じます。
また、いつも誰かと繋がれる状況であるため、
自分と向き合う時間が少ないように感じます。
私は本をたくさん読むようになって自分と向き合うことの大切さを強く感じています。
自分と向き合って、自分に意識を向けないと幸福を感じられないというのはすごく分かるなと思いました。
「主観」と「客観」
p.32 現実というものは「主観」と「客観」でできている。
自分の見方ひとつで世界が楽しく豊かなものか不幸に見えるかが変わってくる。
だから主観的な現実も自分が良い方に見方を変えていったほうがいいのだそうです。
嫉妬についても、嫉妬心は生まれつき持っているものであり、かつ不幸の元であると述べています。
他人と比較しない
p.88 我々は我々のものを他と比較せずに喜ぼう。自分以上の幸福が気になり苦しむ者は決して幸福にはなれない。自分より先に進んでいる人が気になれば自分より遅れている人も沢山いると考えよ。
結局、他人と比較してしまうと幸福は感じられないみたいですね。
他人と比べるのではなく、自分を見つめて、自分の幸せの幸せを探していかなければならないのですね。
最後に・・・
p.39 孤独を愛さない人間は自由を愛さない人間にほかならない。なぜならば孤独でいる時のみ人間は自由なのだからね。
孤独が自由であり、自由で幸せになりたければ孤独を愛することが必要だと述べてあります。
ひとつひとつの言葉に深い意味が込められているようで、完全に理解できていないように感じましたが、とても面白かったです。
はっきりと幸福について理解できたわけではないけど、
今まで“幸福について考える”ことがなかったので、
幸福について考えることが、幸福につながっていくのではないかなと思いました。
原作も今度読んでみようと思いました☺
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