あなた何様?

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みづきの読書記録

【みづきの読書記録】あなた何様?【感想】

更新日:


【 51冊目】

あなた何様?

#あなた何様
#ナリ

インスタでよく見かけていた本です!

多くの人が“おもしろい”と大絶賛だったので即購入し、家に届いた瞬間読みました笑

読んだ感想はまず、書評通りおもしろい!です。

このインパクトのあるタイトルも目を引きますが、

中身も読みやすく所々面白さもあり、しかし大事なところをついている、

そんな本でした☺ 《面白さ×学び》のバランスがちょうどいいと思います(^^)

ナリ心理学

この著者“ナリ”さんはブログのアクセス数月間400万PV超、

メルマガとLINE@の読者4万4000人と、SNSで人気を集めているブロガーです!

心理学を独学で学んでおり、日々寄せられる心の問題にたいして、

お答えしていくうちにナリ心理学にたどりついたようですね。

本のなかで、ナリ心理学のことを“世界一ふざけた心理学”と言っていますが、

それだけ分かりやすくて、まずは楽しく受け入れられるような心理学ということだと思います。

表現が分かりやすくて、たしかにそうかも!と思えるところが満載でした(^^)

最初に出てくる言葉は、

「え?悩んでるの?そんなことよりさ。サクッと人生変えちゃおうよ。」

です(^^)

今の自分と向き合うことが大切

第一章では、今の自分としっかり向き合うこと、

というか、

今の自分を正確にとらえることについてです。

「なんでこんなに人生うまくいかないんだろう😞」って人はまずはここ読んで、

自分を正確に、客観的に、見直すことが必要かもしれません。

人生の前提を自分で決める

p.38 自分を石ころ扱いし「自分は苦労する人間だ」という前提で生きている人には、我慢が集まります。

どういう人生にしたいのか、人生の前提は自分で決めることができると言います。

自分が、こうなりたい、こうしたい、と思えばそのようなことが集まってくるのです。

毎日幸せに暮らしたかったら、「私って毎日幸せやん♪」という前提で生きるといいと言います。

私はダイヤモンド

ナリさんは、自分をどう捉えているかによって、

“石ころゾーン”

“ジュエリーゾーン”

“ダイヤモンドゾーン”

と3段階に分けています。

石ころゾーンとは、自己肯定感が低く自己否定ばかりしているとき。

人の持つ悩みや問題はすべて自己否定にあると言います。

心のことを学び始めると、「まずは自分を大切にしよう」「「まずは自分を愛そう」ということを知り、自分の意見を伝える、我慢をやめる、を始めると人生好転し始めます。

ジュエリーゾーンは、「自分大切期」です。

自分の心を大切にし、心地よくないときはその感情に従ってその場を立ち去ることができるようになります。

そして、ダイヤモンドゾーンです。

ダイヤモンドゾーンは一歩進んで、自分が大事なのが当たり前。「人生を大切にする」ゾーンにいます。

自分を大切にするのはゴールではなく通過点。

本当のゴールは「人生を大切にする」ことだと分かります。

母親との関係性のしがらみ

第二章では、“あの呪いを解くことから始めよう”と題して、母親との関係について述べています。

「愛」と「信頼」の関係について書かれています。

また、そこからどうやって人生を変えていったらいいのかについても書かれており、

なるほど!と思えるところがたくさんありました。

p.89 愛されなくても人生はうまくいかないし、信頼されていなくてもやはり人生はうまくいかない。過去に戻って取り戻すことができなくても、人生は終わりではない。今からでも補完していけるものなんです。

今までではなくこれからどう考え行動していくかが重要なのです。

心配ではなく信頼を

p.108 本来人という生き物は「心配ではなく信頼が欲しい」生き物です。信頼の反対が、心配です。成長の反対が心配です。信頼とは相手の「失敗する権利を奪わないこと」そして「失敗を責めないこと」なのです。そして相手が持っている「立ち上がる力を信じること」です。

母親が子どもを必要以上に心配してしまう気持ちは分かります。

しかし、もう少し信頼してあげてもいいのでは?ということです。

転ぶと痛いんだという気持ちを知らないまま大人になってしまうような感じです。

失敗して学ぶからこそ成功があるし、たくさん失敗すればするほど成功したときは嬉しいものです。

また、心配しないということは見放すこととは違います。

子ども側から「助けて!」と言われたらいつでも助けられる距離にいることが大切であり、

いつでも助けてもらえるという安心感があるからこそ子どもは冒険にでることができるのです。

第二章は一番深くておもしろくて、私は好きでしたね(^^)

特に、第二章の最後のお母さんをゆるすための言葉は心に染みます。

この章は、おもしろいけどまだまだ深いお話なんだろうと思います。

理解と体感

第三章では、実際にどうしていけばいいのか、についてです。

人が“変わりたい”と思ったときに必要なもの、それは「理解」か「体感」なのだそうです。

「飲酒運転をすると危険だからやめよう」というのが理解。

飲酒運転をして、事故を起こしてから「あ、飲酒運転やっぱりダメなんだ。危険だからやめよう。」というのが体感。

前者は事前に危険を妨げていて、後者は危険な目にあってやっと行動を変えています。

後者ではリスクが高すぎますよね。

人は理解するだけで変われる生き物なのです。

理解しているのにやれない?

しかし、

「変わりたいんだけど難しくて。」

「理解はしてるんだけど難しくて。」

など、頭で分かってはいるんだけどやれないっていう時ありませんか?

それは、本当に頭で分かっていない状態なのだそうです。

そして、変えられず強烈な「体感」がやってきて、「あのときやっておけば・・・」と思うのです。

また、やめたいことを“やめられない”自分を責めることで“やらずに済む”状態を作り出しています。

自分はできないから、ダメだから弱いから・・・といって

“ダメな自分だから、できない状況が当然”

という状況を作り出していると言います。

しかし、このやらずに放置している何かは、自分の人生を変えてしまうほど重要で強力なことであるということです。

この重要性に気づいているからこそ怖くて何もできない状態に陥っていると言います。

自分がやりたいことは何か①

ここで大切なことは、“ほんとうに自分がやりたいことに気づく”ことです。

p.149 「やりたいのに、やれない」はね、やりたくないだけなの。だから、やらない自分を責める必要なんてないし、もちろん、やりたくないことなんだから、やらなくていい。
それよりも何よりも「やらない自分を認める」ほうが先なのです。

本当にやりたいことなのであればやる、そういうことなのです。

“やらない自分”を認めたとき、

本当に人生が変わるほどに「本当にやりたかったこと」が待っています。

やりたいことが見つからないのであれば、何もしなければいい。

今やりたいことが見つからないのはやりたくないことをやっているからだと言います。

自分がやりたいことは何か②

p.152 人は、やりたくないことをやっていたり、我慢していることがあると、「自分が本当にやりたいことをやりたい」と思うもの。

本当に自分がやりたいと思っていることは何なのか見つめ直す時間って大切です。

やりたくないことを全部捨ててしまって、その空いたところで何をやりたいのか、です。

私も、読書会に来るようになって自分を見つめ直す機会が多くなりました。

自分をしっかり見つめ直すと、今自分がやるべきこと、やりたいことが明確化されてとてもスッキリとしますし、真っ直ぐに進むことができます。

今の自分を作るモノ

p.157 目の前の現実は、昨日までの自分の考えと行動の答えだから。

過去の自分が選択し行動してきたことの結果が今の自分です。

未来の自分は今日から未来までの自分が選択してきたことの結果です。

今の自分に不満があるのであれば過去の自分の選択に失敗があったのかもしれません。

しかし、もう過去の自分は変えることができません。

未来の自分を変えたいのであれば、今日の選択を変えること。

やりたいことをやらないという選択をやるという選択に変えることです。

その積み重ねが未来の自分です。

“拗ねる”は暴力

個人的に面白かったのはここの部分です。

私には、小さい頃から“拗ねる”という得意技があったからです笑

ここで書いてあったことはとても納得できたし、変わろうと思えるようになりました。

p.176 すねるというのは、他者をコントロールしようとする暴力

”拗ねる”というのは、自分がいやな気持ちになっていることを相手にアピールして、相手に罪悪感を抱かせて、強制的にこっちを向かせようとする、そういう行為なのです。

恐ろしいことをしていたなと深く反省します(‥;)

本書では、“拗ねる”の対処の仕方も載っているので面白いですよ!

p.175 「他人に迷惑をかけたくない」と思うなら、さっさと我慢をやめて、自分が本当にやりたいことを自由にやるべき。あなたが自由に生きてくれるほうが、周囲のためになるのだから。

失敗しても大丈夫

p.185 失敗なんかで、人間の価値が下がるはずがないじゃないか

失敗して落ち込むこともたくさんあると思います。

でも、この世界は「大丈夫」でできているとナリさんは言います。

「あ!間違えた!」と思ったら、認めて、謝る。「間違えた、ごめん!」以上。

それでやり直していけばいいのだと言います。

お金の不安が消えていく

最後の章では、お金について書かれています。

お金に対しても、結局はお金に対する考え方が違うんだなということが分かります。

p.210 「お金がないから、やりたいことができません。」と言ってしまっているのなら、そろそろ、やらないでホッとしている理由を探してみるといいかもしれません。

お金ができないからなにもできないわけではないと言います。

お金がないからラク、お金がないから安心していることがたくさんあるのです。

お金は、自分が「受け取ると決めた量」だけ入ってくるようになているそうです。

ここで大事なのは、お金を受け取ることは、お金以外のものも同時に受け取るということです。

お金が欲しいなら、お金以外のものもすべて受け取ると決めること。

その覚悟ができた人にだけお金は入ってくると言います。

お金は流れに乗せるもの

p.221 お金は、持つものではなく、流れに乗せるもの。

お金の流れをせき止めずに、流し続け、豊かさを受け取り続けるという循環を繰り返している限り、

お金があなたのもとを何度も経由しながら、たくさんの豊かさを与えてくれる。

お金に対する考え方が変わったいい機会になりました。

最後に・・・

ナリさん自身もいろんなことを経験して、いろんな人の相談を受けてきたからこその

ナリ心理学だなということが分かりました。

印象的だったのは、今日から幸せになれるということ、

つまり、幸せとは考え方の違いであり、

これからもっと幸せになっていきたいのであれば、

考え方とともに行動の仕方を変えていけばいいんだなということが分かりました。

誰でも今日から幸せになれます!

今回もたくさんの学びを得ることができました。
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