【 40冊目】
2017年の年間ベストセラーにもなっているこの本です!
私のおばあちゃんが「何かいい本ない?」って言うので買ってみました(^^)
私のおばあちゃんは佐藤愛子さんと同じくらいの歳で、
「あんまり目が見えんくて」と言いつつ
一生懸命『君たちはどう生きるか』の文庫本を読んでいました😂笑
半年で30ページぐらいしか進まないかわいいおばあちゃんなのです笑
若い人には若い人にしかわからないものがあるように、
年よりには年よりしかわからないことがあるようですね✨
佐藤愛子さんの人柄がよく出ている本で、
世の中のいろんな見方、考え方に触れることができました(^^)
文明の進歩
p.21 「文明の進歩」は我々の暮らしを豊かにしたかもしれないが、それと引き替えにかつて我々の中にあった謙虚さや感謝や我慢などの精神力を磨耗させていく。
文明の進歩がもたらしたものはたくさんあります。
しかし、その一歩で失ったものも数多くあると言います。
特に、90歳ともなれば戦争を生き抜いた時代でもあり、
そこからの変化を経験していると思うと想像しても足りないほど大きな変化だったと言えるでしょう。佐藤愛子さんが言っている謙虚さや感謝、我慢がなくなったわけではないと思います。
しっかりこの思いを受け取って次に伝えていく人にならなければと思います。
恨むなら自分を恨め
p.205 夫が悪いとか親のせい、誰それのせい、あいつに騙されたなどといいたくても、どう考えても私の我儘や協調性のなさや猪突猛進の性のために降りかかった苦労であることは明らかであるから、恨むなら自分を恨めということになって、仕方なく諦める。
反省して諦めるのではなく、あっさりすぐに諦めるもんだから、懲りずにまた同じ過ちをくり返す。
人生いかに生きるか、なんて考えたこともない。その場その場でただ突進するのみだった。
佐藤愛子さんらしさが一番表れているところだなと思いました。
こういう真っ直ぐな思いがあって、
それを真っ直ぐに伝えられるのが素晴らしいなと思います(^^)
周りのせいにするのは簡単だけど、自分が影響を及ぼせる範囲内で頑張るほうが賢明だと私も思います。
自分の手が届く範囲で精一杯努力するのが先ですね。
最後に・・・
この本では佐藤愛子さんが日常で感じたことをそのまま書いてあります。
私が見たもの聞いたものと同じものを見聞きしても、
今までの経験が全く違うので新しい見方、考え方を教えてくれます。
歳が離れていても、
なんかわかるなと思うところ、
一緒に笑えるところ、
たくさんあるなと思いました。
佐藤愛子さんの言う“情”を大事にしていきたいですね✨
次回帰省時におばあちゃんに渡します(^^)
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