【 39冊目】
#腸科学
#ジャスティンソネンバーグ
#エリカソネンバーグ
#鍛原多恵子
この本では、“マイクロバイオータ”腸内の微生物相について述べられた本でした。
今、テレビなどでもよく話題にのぼる腸内環境。
この腸内環境をよくするために、
マイクロバイオータの多様性がとても重要となってくることが分かりました。
「腸活」ブーム
最近、よく「腸活」という言葉を聞きませんか?
テレビでも雑誌でも本でも様々なところで「腸活」ということばを目にしますよね?
それはなぜか。
それだけ人の健康にとって影響が大きく、大切であるから。
また、最近食事の欧米化、加工食品の増加など様々な変化から、
人間の腸内環境に大きな変化が訪れているからです。
変化が訪れているだけでなくその変化によって病気になる人がどんどん増えていっているのです。
腸内細菌の現状
私たちの腸内にたくさんの細菌が棲んでいることはずいぶん前から知られていましたが、
これらの細菌が多くの病気にかかわっていて、
肥満や気分にまで影響を及ぼすことが分かったのは最近の話だそうです。
しかし、近年の加工食品の増加、抗生物質の乱用、帝王切開の普及、母乳保育の衰退などにより、これらの腸内細菌がいま絶滅の危機に瀕しているというのです!
私たちのおなかの中に棲んでいるこの細菌たちをもっと大切にしていかないといけないのです。
この本で紹介されているおおまかな内容
この本では、
- 子どものマイクロバイオータはどのようになっているのか
- 近年の除菌ブームで身の回りの環境をきれいにしすぎて免疫系に影響を与えているのではないか
- 食事とマイクロバイオータについて
- マイクロバイオータが必要としているもの
- 脳と腸との深い結び付きについて(疾患から感情までにも影響するかもしれないこと)
- マイクロバイオータを変えるために必要なこと
- 老化、がんとマイクロバイオータについて
など様々なことがらと腸内環境、マイクロバイオータについて書かれており、
どれもが興味深いものでした。
ひとつひとつがとても興味深く、みなさんに知ってもらいたいことばかりですが、
すべてを伝えてしまうと本が書けてしまうほどなのでぜひ読んでみてほしいです!
マイクロバイオータは変えられる
p.271 ヒトゲノムは変えられないが、生まれもったゲノムをマイクロバイオータによって調整することならできる。
腸内環境を変えるのにできることはたくさんあり(本の中で詳しく紹介されています)、
自分のマイクロバイオータを調整して、
融通の利かないヒトゲノムを補うことができるというのは今までにない発想だなと思いました。
現代人は、このマイクロバイオータを悪い方悪い方へと変えてしまっています。
自分の身体は自分が食べたものでできている
最近、私も腸内環境を本格的に意識し始めていたため気になっていた本でしたが、
改めて腸内環境を整えることの大切さを感じました。
この本の中で様々な“マイクロバイオータを育てる方法”が紹介されていますが、
最も大切なのはやはり“食事”です。
結局は自分が食べたもので自分の身体はできています。
頭の先から足の先まで自分が食べたものでできているのです。
自分がよく食べるもの、
足りていないものを把握し、
できるだけ身体にとっての理想の食事に近づけていかなければならないのだと思いました。
ちゃんと自分のマイクロバイオータを労ってあげて、
育てていかないといけないなと思いました😂
巻末にどのような食べ物が良いのかやレシピなども載っているのもよかったですね!
健康に変えられる可能性がところは変えていきたいなと思います(^^)
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