【 33冊目】
この本は、タイトル通り“習慣”についての本です。
ただし、一時の習慣ではなく、生涯役に立ち続けられる習慣の身につけ方です。
この“生涯役に立ち続けられる習慣”を身につけるためにはどうすればよいか?
それが、“小さな習慣を身につける”ということでした。
小さな習慣とは?
この本では、“小さすぎて失敗すらできない”もので
気軽に取り組むことができるものを“小さな習慣”としてあげています。
小さな習慣とは、新たな習慣にしたいと思っている行動を、
もっともっと小さい形にしたものだそうです。
例えば著者は「腕立て伏せ1回チャレンジ」を本格的な筋肉トレーニングにまで発展させ、習慣化したことを例にあげています。
どんなに辛い日や忙しい日でも腕立て伏せ1回ならできる。
寝る前に今日やってないと思い出しても1回ならできる。
そのような、
“小さすぎて失敗するはずがない行動”
を毎日繰り返すことが小さな習慣の鍵なのです。
小さな習慣の定義
著者は習慣の定義を
「あまりに簡単なので、しないよりするほうがいいと思える行動」
であるとしています。
誰しも“自分を変えたい”と思ったときに大きな目標を掲げようとしてしまいますが、
継続できずに途中でやめてしまうことってありますよね?
なぜ目標にしたことを継続し、習慣化できないのか?
それは、モチベーションを上げることによって目標を達成しようとするからだそうです。
モチベーションは信頼できない?
著者は、「モチベーションは信頼できない」と言います。
なぜ、モチベーションが信頼できないのか?
それは、モチベーションが“感情”に基づいたものだからだそうです。
モチベーションが毎日高ければ継続できるかもしれません。
しかし誰にでも、いつもほど元気が出ない“不調(オフ)”の日があります。
そうしたモチベーションが低い日には決めたことも実行するのにかなりのエネルギーを必要とするのです。
そんなモチベーションの低い日でもできる行動を目標とし、
着実にこなしていくのが小さな習慣です。
小さな小さなステップを目標とすると、そこにはほとんど意志の力は必要ありません。
だからこそ継続することができ、習慣化することができるのです。
小さすぎて失敗しない行動
小さなステップを目標にするとありましたが、実際どのようなものを目標とするのか?
本書で紹介されていたものは、毎日腕立て伏せ1回、1日に本を2ページ読む、などです。
とにかく小さすぎて絶対に失敗するはずがない行動を毎日繰り返すのがキーポイントだそうです。
それも難しければ、
毎日一回床に手をつき腕立て伏せの体勢をとる、本を開く、などの本当に自分が毎日できる小さな目標にするのがポイントだそうです。
床に手をついたら一回ぐらい腕立て伏せやろうってなったり、
一回したら十回ぐらいやろうってなったり・・・と。
でもそのきっかけはやっぱり床に手をつくことなんですね。
しかし、ここで大切なのは、目標は大きくせずに小さな目標のまま毎日それを達成することが重要なんだそうです。
目標よりもたくさんやってしまったという“おまけ”はいくらでもしていいという余白を残しておき、毎日の小さな習慣を確実に行っていくことが生涯役に立ち続けられる習慣となるのだそうです✨
また、毎日の“達成できた”、“継続できている”という喜びや達成感が継続できるポイントにもなっているのです。毎日の“成功体験”が自分にとって刺激になっているのです。
最後に・・・
p.198 人生の最強のツールとなるのは継続する力です。なぜなら、それが行動を習慣に成長させるただひとつの方法だからです。
人間誰しも疲れているとき、眠たいとき、やりたくないとき、など様々あります。
楽な方へと流れていってしまう生き物なのです。
目先の“楽”はあるかもしれませんが、
人生最期の日に
「あーいい人生だったな。」
と思えるでしょうか?
私は後悔すると思います。
人生最期の日とまではいきませんが、
5年後、10年後に後悔しない生き方ができるための“小さな習慣”なのだと思います。
この小さな習慣が、毎日自分に小さな変化をもたらし、大きな変化となるのだと思います。
今回もたくさんの学びを得ることができました。
この学びを活かしていきたいと思います(*^^*)
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