【3冊目】
#リーダーになる人に知っておいてほしいこと
#松下幸之助 #松下政経塾
この本は2009年に出された本で、
現在のパナソニック(旧松下電器)グループの創業者、
松下幸之助が松下政経塾で塾生に語った言葉をまとめたものです。
ひとつひとつの言葉がずっしりと重く、
松下幸之助さんの人柄の良さ、
リーダーとしての心のあり方を学ぶことができました。
物語中より
p.2成功する人はどんな人かというと、非常に頭がよく勤勉であっても、必ずしも成功しない。なんやしら人を引きつけるような魅力があって、他にもさまざまな要素があって、それで成功しているんです。
「運」と「愛嬌」のよさ、
そしてそのうえでの賢さ、
勤勉さが必要であることを語られています。
「運」と「愛嬌」大事ですね。
p.22自分の主観で見ると、たいていはまちがう。客観的に物事を見る。つまり、素直にものを見ることが大切である。
松下幸之助さんは、
毎日
「きょう一日素直な心で無事にいかせてください」
と心に念じるそうです。
それを毎日三十年間続けたら素直な心の初段ぐらいになると説いています。
それぐらい大事で難しいことなのだと感じました。
p.34知識というのは道具やからな。身についた道具やからな。知識それ自身が自分ではない。道具に使われたらいかんと思う。道具は使うほうでないといけん。非常に難しい話やけれども、知識の奴隷になったらいかんわけや。知識の主人公になって、知識を縦横無尽に使いこなさなければいけない。
知識は使いこなさないといけない、という言葉には考えさせられますね。
p.38考えても答えの出ないものはある。しかし、志のある人は、歩いて尋ねて教えを請い、いずれ答えを出すだろう。自分から進んで学ぶ。教えてくれるなどと思ってはいけない。
これはほんとにそうだと思います。
与えられるものは有限、求めるものは無限ですね。
自ら行動することの大切さを感じます。
p.42 ただぼくが成功できたのは、最初にこれをやろうと思ったことは、志を変えなかったからや。六十五年間、商売というものを一回もやめなかったりもうそれ一筋にやってきたわけや。
p.43 一事に成功すれば万事に成功する。一事に成功できない者が、あせって万事に手をだしてもそうそう成功するものではない。まずは成功のコツをつかむまで努力をやめない。そして、使命感と気力、この二つなくして真の成功はない。
p.62 多少の苦労、困難のない人生はさびしい。だから、苦労は買ってでもするほうがいい。成功したときに自分の人生を語るうえでも、苦労の物語があったほうがいい。
最近私自身苦労というか失敗経験を積むことを意識してやっています。
失敗とか苦労とか困難はマイナスじゃないんですね。
自分にとってプラスになるんですよね。
p.121 ぼくが言うこと言うても、その場で反対はしないけれども、ちっともついてきてくれない。なんでついてきてくれないのかと。それで自己観照をやった。そうすると、人がついてくるようなものを何ももっていないのやから、ついてこないのは当たり前やと、これではあかんということに気がついた。
とてもいい本でした。いいところが多すぎて長くなってしまいました(^_^;)

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