【29冊目】
この本では、“深く考えること”について述べられています。
深く考えることは、
結果や答えを出すことを重要としているのではなく、
そのプロセスに価値があるとされており、
「深く考える」ことこそが人間の個性であり一番の強みであると述べられています。
「深く考える旅の相棒」として、
“鉛筆”を選んでいるのもとてもおもしろかったですね✨
「深く考える」とは
p.27 「深く考える」とは、プロセスを省略せずに存分にたどり、さまざまな発見をし、自分なりの答えを導き出すという営みそのものだ。
最近は、深く考えることなく簡単に答えを見つけてしまったり、
ある一定のデキのものを作ったりすることが上手くなってしまったように感じます(^^;)
早くできることもいいことではありますが、
それでは何も掴めないことが多いので結局はムダになってしまいます。
せっかく目の前にあるできごとだから、
深く考えることをもう少し大切にしていく必要があるなと思いました。
考えることの価値を知る
p.6 考える力をつけるには、考える時間をつくること。ただし、考える時間をつくるために、時間の使い方を工夫したり、時間術を手に入れる必要はない。必要なのは、「考えることの価値を知る」ことなのだ。
なるほどなと思います。
考えることの価値を知れば人はちゃんと考えようとするのですね。
深く考える時間がないとかじゃないんですよね。
本当の価値を知れば考える時間も大切にできるんですね。
もっともっと考えることの面白さを知っていきたいと思います。
「時間」でも「量」でもない
p.146 1000回素振りをしても間違ったやり方だと習熟しない。つまり、「時間」でも「量」でも、良いプロセスかどうかは測れないのだ。
どれだけ練習しても間違ったプロセスだと意味がないんですね。
だからこそ“深く考える”深く考えて正しい方向を向くことの方が大切。
そこに「時間」と「量」が必要ならば注げばいいということです。
失敗は成功の元
p.157 バリエーション豊かな1000通りのやり方を試し、失敗してみて、ようやく「自分にとっての正しいやり方=本物」に出会えるということだ。
失敗も大切だし、
それ以上にチャレンジすること、
考えることがとても大切だということが伝わってきます。
たくさん試行錯誤し、答えを探す過程にこそ意味があるのですね。
不便
p.178 不便とは、つまり「思考できる余地がある」ことを示すサインなのだ。
“不便益”という言葉があるように不便だからこそ考える余地があって、
不便なところこそ考えるべきところなんですね。
不便と出会ったらとことん向き合って考えるクセをつけたいなと思います。
終わりに・・・
変化の著しい今の世の中だからこそ、
一歩立ち止まって深く考えることを大切にしていきたいと思います。
忙しい、楽だを理由にして考えることを手抜きしていたら、
何も得られないつまらない人生になりそうだなと思いました。
今の自分には、「まぁいいか。」で終わらせないことが大切だと再確認させられました。
今回もたくさんの学びを得ることができました(*^^*)
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