【258冊目】日本進化論
本書は、2018年7月に衆議院議員の小泉進次郎さんと落合陽一さんの共同企画で開催された
「平成最後の夏期講習(社会科編)ー人生100年時代の社会保障とPoliTech(ポリテック)」
というニコニコ動画の生放送番組と、その現場で展開された議論のまとめがきっかけになって作られた本です。
「平成最後の夏期講習」は、平成元号が終わる前に、今の日本が抱える社会課題についてみんなで、徹底的に考える機会を作ることを目的に開催されたものです。
「スポーツ・健康」「教育・コミニケーション」「高齢者」「子ども」「働き方」
あらゆるジャンルについて、現状の課題の把握とその解決のための選択肢を考えていく、その議論をまとめたものです。
正直言って、政治のことなんか分からないことだらけです。
テクノロジーのことも分からないことだらけです。
それを融合させたポリテック(PoliTech)なんて、もはや私には想像もつきません。
今まで興味を持ったこともなかったし、学ぼうとしたこともなかったのです。
しかし、一つ言えることは、この本で議論されていた「スポーツ・健康」「教育・コミニケーション」「高齢者」「子ども」「働き方」どの分野も、自分に関係のないものは一つもなかった、ということです。
全てを知らなくても生きていけるのです。
しかし、
自分が生きる世界のことだから、自分に関わってくる現実の話だから、知っておくということは大事だなと気づかされました。
テクノロジーがどれだけ進化しようとも、健康というテーマがなくなるわけではないし、働き方というテーマがなくなるわけではない。
むしろ、どうかけ合わせていけるのかを一人一人が真剣に考えなければならないと感じました。
私自身、めちゃくちゃ興味があるわけではないけれど、この時代を生きる者として、自分に関係のあるものから目をそらすのは違うと思います。
だからこそ、テクノロジーの変化をどう取り入れていくかを考えることは大切だなと思いました。
本書の議論の中で大事にされていたことは、
「あれはダメだ、これはできない」ではなく「こういう課題が解決できる、こういう解決策もとりうる」と前向きに考えることでした。
この考え方はすごく大事だと思っていて、新しいもの、変化するものって少し怖いな、居心地のいいところを出たくないなと思う中で、変化をどう前向きにとらえて、どう自分たちの未来に生かしていくのか。
少し視点を変えて、より良い未来をみんなで目指していくにはどうしたらいいか?と試行錯誤していたのが印象的でした。
自分自身も、変化するのは怖い。
人はみな今の居心地がいい環境に浸るのは好きなのです。
しかし、テクノロジーをかけ合わせてよりよい自分、よりよい社会を作っていけないかを考えることも大切です。
いいものがどんどん生み出されていくこの時代だからこそ、無知な状態で好き嫌いを判断するのではなく、知って理解した上で必要なものを取り入れていける人になりたいと思いました。
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