【243冊目】藤井聡太《名人をこす少年》
2017年、藤井さんが出した29連勝という記録。
多くの方があの奇跡的快挙を目の当たりにしたかと思います。
私自身あまり将棋に詳しいわけではないので、本当の凄さは分かっていないのでしょうが、あれだけ大騒ぎになっていたのだから本当にすごい記録だったのだということを感じました。
藤井さんの強さはどこにあるのか。
小さい頃から、本当に才能があったと言われています。
特に詰め将棋が得意であり、自分で作れるほど。
納得のいかないものについてはとことん考える性格も、その才能を伸ばすことにつながったのでしょう。
集中力も子どもの頃から人一倍あったそうです。
それだけ、没頭できるのが将棋だったのでしょう。
そして、なんといっても“負けず嫌い”。 負けると将棋盤を抱えるようにして号泣したのだとか…。
藤井さんの強さの秘密は多くの要素が重なって、今の藤井さんを作り上げているということが分かります。
この藤井さんの記録をもう一度目の当たりにして思ったことがあります。
藤井さんは天才。私は凡人。
やっぱり藤井さんは天才だなと思いました。
どれだけ時間をかけても、どれだけ小さい頃から将棋をやっていたとしても、私が藤井さんみたいになることはおそらくなかったのだろうと思います。
その才能の差は明らかかもしれません。
しかし、ここで気づきたいことは、藤井さんがもし小さい頃に将棋を始めていなかったら、初めて将棋をし、練習に通い始めるという小さな小さな一歩を踏み出していなかったなら、もちろん、こんな奇跡の記録を打ち出すことができていなかったのだということです。
みんなに才能の種はあると思う。
なんの種を持っているかは分からないし、それがいつごろ咲く花なのかは分からない。
分かっているのは、みんな種を持っていること。
そして、それを育てるか育てないかは自分で決められるということ。
自分の種に水をあげて、肥料をあげて、褒めて可愛がって。
すると、芽を出して、大きく育って、花を咲かせ、実がなるかもしれない。
藤井さんがもし、種に水をやらず、肥料もやらず、育てなければ、もちろん芽は出ていないということなのです。
将棋でこんな結果を残すことは絶対になかったのです。
普通の少年だったところに、毎日水をあげ、肥料をやり、育てていた。
いつか花が咲くことを夢見て、毎日コツコツと。
本当に淡々と自分を磨き続けたのだなということが分かりました。
天才というか、まさに、“努力の天才”。
誰しもスタートは同じ。誰しも最初は種の状態から。
種に水をあげられる人は何かしらの芽がでる。
あげない人は種のまま。種の存在に気づかずに終わる。
凡人だからこそ、どの種が花を咲かせるのか分からないからこそ、毎日の水やりをかかさずにやらないといけないのだと改めて思わされた一冊となりました。
これからも藤井さんはどんどん自分を磨いてどんどん成長していくんだろうな。
私も負けずに、毎日水やりを続けていきたいなと思います。
藤井さん、これからも応援しています(^^)
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