【211冊目】
心がポキっと折れやすい時代。
ほんのちょっとしたことで傷つく。自信を喪失する。やる気をなくして投げやりになる。
子どもや若者の心が折れやすくなっている。
社会人でも、上司の些細な言葉でやる気をなくし、仕事を辞めてしまう人があとを絶たないという。
なんか、これすごく分かるなと思いました。
自分自身も含め、多くの人が心が折れやすいように感じます。
なんで、こんなにも心が脆くなってしまったのか。
一つには、自分という人間が必要とされている感覚を実感しにくいということがあるそうです。
なんでも取り替え可能な消費社会の影響は、人間にまでも及んでいる。
ちょっとでも不快なことがあると、人間関係を簡単に切り捨てるようになってしまったのです。
会社でもそう。プライベートでもそう。
インターネットの時代になり、人間関係を簡単に切り捨てても、また新しく作り出していけるからなのか、家族という単位が小さくなったからなのか…。
たしかに、「孤立感」を感じやすいなと思います。
だからこそ、大人も含めて、社会全体に他者からの承認を渇望するムードが蔓延しているのだとも言います。
他者からの承認を小刻みに求めつづけないと、安定した自己を築くことができなくなったと言います。
個々が自分自身の拠りどころとなるもの、心の支えになるものを持たなくなってしまったのだそうです。
自己を保つための精神の根幹を貫くもの、心の拠りどころとして大切にすべき精神性とは、次の3つであると言います。
1.「縁」を大切にする
2.人と深く交わる
3.アイデンティティの根を張る
3つともかつての日本では自然な教育力として成立していました。
特別心がけなくても、アイデンティティが仕込まれていく社会構造がありました。
暮らしそのものが、人と深く交わり、「縁」の感覚を大切にせざるを得ない仕組みでした。
たしかに、現代において、自然に備わっていくような社会にはなっていない。
だから、自分を保つ力、自己を肯定できる力がなく、他人から承認、肯定してもらうことに依存しなければならない。
この時代の中で、自分を保つ力、自己を肯定できる力を持ち続けるためには、どうしたらいいのかのヒントがたくさん詰まっていたなと思います。
考え方を変えること、習慣を取り入れること、どのように自分と、または社会と向き合っていくのか。
などなど、今を生きやすくするためのヒントがたくさん詰まっていた本でした。
心が折れている人、心が折れそうな人、周りに心が折れやすい人がいる人、多くの人に読んでほしいなと思いました。
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