【210冊目】
仕事でも人生でも、出逢う人と最良の人間関係を築くときに必要だという
“負ける力”
しかし、ただただ相手のことを優先して、相手に全てを任せるという意味でも、勝てないときには妥協するという意味でもありません。
あなたとあなたの出逢う他者の、その違いを認め合った上で、共通のゴールを目指すやり方。
あなたとあなたの出逢う他者がそれぞれ持つ、向きと強さの違うベクトル。
その「ベクトルの和」の関係を築ければ、シナジー効果が生まれて、お互いのエネルギーレベルよりも必ず強いエネルギーが得られるということなのです。
何が何でも自分の言う通りにやらせるとか、自分の目指すベクトルの延長に引き込むものではない。
相手が強いエネルギーを持っていればいるほど、それを合気道のように活かしながら、自分自身が歩み寄って、両者にとって納得のできる道を探し出す方法なのです。
「7つの習慣」という本の中にある第6の習慣「シナジーを創り出す」と同じだなと思いました。
1+1=2、ではなく、1+1=100でも200にでもすることができる。
それに必要な力を藤原さんは、「負ける力」という言葉で表していました。
シナジーを創り出すのに必要なことは、
自分のことを語るのではなく、相手の背後にあるストーリーに耳を傾けて、相手が何を動機づけとして動いているのかを意識すること。
相手のベクトルはどの方向を向いて、どれくらいの強さで出ているのか。その強さの本質は何か。弱みは何か。
それが見えてくれば、あなた自身のベクトルとの対角線上に、シナジー効果を生む「ツボ」が見えてくると言います。
結局は、「7つの習慣」でいう公的成功の部分。
第4の習慣 win-winを考える
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣 シナジー効果を創り出す
これが大切なのだと改めて分かります。
この本では、今まで藤原さんがどのようにしてシナジー効果を生み出してきたか、実例がたくさん載っていますし、これからの構想なども載っていました。
物を生み出すことについて、東日本大震災について、教育について、
さまざまな分野でこの「ベクトルの和」を使っています。
相手と自分の力を最大限に引き出し、真に豊かな人間関係を構築するための「ベクトルの和」。
意識して身につけていきたいなと思いました。
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