【202冊目】
この本は、西原さんの人生について書かれている本です。
「お金」を中心に書かれていますが、西原さんの人生のいろいろ、生い立ちのこと、仕事のこと、生き方考え方、全てが書かれていたように思います。
最初から最後までノンストップで読めちゃうくらい、熱く、大事なことがたくさん詰まっていました。
小さい頃から貧困があって、お金がないと周りの大人の心に余裕がなくなり、暴力、非行が当たり前の環境で生きていた西原さん。
貧しいところでは、怒りや暴力が弱いもののところに流れていく。
子どもが理不尽な暴力の一番の被害者になる。
そんな泥沼のようなところから、全力で抜け出し、抜け出すと同時に自分の実力のなさを突きつけられ、自分ができることを積み上げて生きてきた、そんな方でした。
できることは、自分を磨いて磨いて、工夫をして、稼げる自分を作っていくこと。
自分の力で生きていくために、必死に生きてきたのです。
稼げるようになってからも、ギャンブル、為替、借金などさまざまなものに苦しんだ。
でも、どんな時もお金を稼いで生きていくしかなかったと言います。
自分をあてにして生きていくしかなくて、「自分なりの次の一手」を打ち続けることで、人生立ち止まらずに前に進むことができたのだそうです。
どんな時も、生きていくためにお金を稼いで、
どんなに煮詰まってつらいときも、
大好きな人に裏切られて落ち込んでいるときも、
働いていれば、そのうちどうにか出口って見えるもの。
働くことが希望だった。
自分のやりたことがわからないという人がいる。
そんなときは、「カネとストレス」「カネとやりがい」
この二つの間に落とし所を見つければいい。
自分の「真ん中」はどこにあるのかを探せばいい。
それでもまだぼんやりとするのであれば、「人に喜ばれる」という視点で考えるといい。
西原さんはそう言います。
自分がなにをしたらいいか、なにが向いているか、悩めるのはすごく幸せなことなんだなと改めて思いました。
これだけ壮絶な人生を見ていると、なんでそこまで這い上がることができたのだろうと不思議でなりません。
私が想像できないくらいつらいことが本当にたくさんあって、それでも、何度もまた立ち上がり、目の前の壁に立ち向かっていっている。
自分が頑張るべきときに、どれだけ頑張れるかって大事だと思いました。
西原さんも、「競争社会から落ちこぼれたっていい。日本を出ちゃってもいい。今いるところが苦しければ逃げてもいい。」と言います。
心と体を休めて、ちゃんとものが考えられるようになってから「じゃあこれからどうしたらいいんだろう」って自分と向き合えばいい。
どうやったら稼げるのか、どうやったら生きていけるのか、必死に考える。
今、恵まれた環境で生きていける人も、いつ目の前の生活ができない状況に陥るかわからない。
例えそれが豊かな日本でも。
そんなときでも、どうすれば稼げるか、どうすれば抜け出せるか考えて考えて、生きていかないといけないんだなってことが分かりました。
たしかに西原さんも、疲れたとき、行き詰まったときは休んでもいいと言っています。
しかし、ずっと休んでいてはダメだなとも思います。
ちゃんと自分の人生、生きるために、稼ぐために、戦うべきときは戦わないといけない。
必死に稼いで必死に生きていかないといけないときってあるんだなと思いました。
この世でいちばん大事なカネの話
お金が大事な理由は、西原さんにとって、稼ぐこと=生きることだからでした。
働くこと、働き続けることが、「希望」になるからでした。
ときには休んでもいい。
でも、自分から外に出て、手足を動かして、心で感じることだけは、諦めない。
それが大事なのだということが分かりました。
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