【200冊目】
私の職場の休憩室には、いつもお菓子が並んでいる。
お昼ごはんを食べて、お菓子を一つつまんで…が習慣になっている。
食べないとなんとなく口が寂しいってなる。
一人暮らしを始めてからは、ほとんどお菓子を買わなくなりましたが、職場で食べたり、もらったり、
なぜか周りにはいつもお菓子が…(>_<)。
そして、私の周りの女性たちも（最近は男性も）、みんなお菓子を食べているイメージがあります。
いつもバッグにチョコレートを持ち歩いている友達もいます。
そして、お菓子は食べるけどご飯をちゃんと食べない人が多い。
食生活次第で健康にも病気にも
現在、二十代、三十代の若い内に、大きな手術が必要になる病気になってしまう女性が多いと言われています。
みな、「どうして、私が…。この若さで…。」と思うらしいのです。
乳がん、子宮がん、卵巣がん、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫など、手術をしなければなはない可能性のある病気の人ばかり。
そして、それらの大きな原因が“食生活”にあると幕内さんは言います。
そりゃ、ご飯を食べずにお菓子ばっかり食べていたら病気になりそうだなって誰しも思うかもしれませんが
それでも「わかっちゃいるけどやめられない」のがチョコレート。悪魔のチョコレートです。
なぜチョコレートなどの甘いお菓子はやめられないのか？
そこには、食欲に負けてしまって、というより、食べることがもっとも簡単で強烈な快楽であり、「食欲」以外で欲望を満たすことが難しくなっているからだと言っています。
今の時代、「女性性」を無視した危ういライフスタイルに変化してきているし、男女関係も変化してきており、「食」と「性」の問題も切り離せないということも分かったそうです。
また、女性の体は月経、妊娠、出産、閉経などいろんな面で変化を伴い、ホルモンの影響を強く受けます。
身の回りにある食べ物にも変化があり、ファストフードやお菓子のほうが、安くて美味しく、手軽に食べられるんだから、コントロールするのが難しくなっているのもある。
パン食が流行っているし、菓子パンはやっぱりおいしいと私も思ってしまう。
砂糖と脂肪に依存していませんか？
現代女性は、砂糖と脂肪の依存症だとも言えるそうなのです。
でも、やっぱり、わかっちゃいるけどやめられない。
すぐに全部を断つことはできないかもしれないけど、少しずつ、少しずつ、変えていく必要はある。
社会や身の回りの環境を変えるのは難しいけど、それでも、自分の体を守るためには食生活は変えていかないといけないのです。
自分の口の中に食べ物を入れるのは自分の手だから。
誰かに無理やり押し込まれるわけじゃないから。
ちゃんと自分で選んでいかないといけないのです。
本当に、自分の体は大事にしないといけないし、自分を守るのは自分だけだなと思いました。
たかが食生活、されど食生活。
毎日何かを食べていきているし、自分の体は食べたものでできている。
人生を左右するのも食生活なんだなと改めて気づけた一冊でした。
この本は、多くの女性に読んでほしいなと思いました。
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