【192冊目】
勉強と受験を中心に描かれている家族の日常。
親がが子どもに与える影響。
家族という枠の中での自分の役割、振る舞い。
家族という枠の中にいると、中々客観的に自分や家族を見ることができなくて、
普通に思えていたことが、実は普通じゃなかったり、行き過ぎたことをりしてしまっていたり、誰かに悪影響を及ぼしていたり…。
良くも悪くも、一緒に住んで、近くで生活していると、それだけお互いに影響し合うのが家族なんだっていう当たり前のことに気づかされました。
特に、子どものころは、親が言うことが正解で、親の言うことを聞くのが当たり前だと思って生きていきます。
「そ、それは、と、父さんが、や、雇って、るん、ですから、…お金を、は、払って、るん、ですから、と、父さんが、き、決める、こと、ですよ」
本当に小さい頃は、やりたいことはやる、やりたくないことはやらないという選び方をします。
それが、
いつしか、
自分の親がそれを叶えることができるか、叶えることができないかを先に考えるようになってしまうことがあります。
どうしても親と子だと力関係は親が強いと子どもは思ってしまう。
最終的な決定権は親にあるように思ってしまう。
そんな選択権のなさを感じるのも家族間、特に子どものころに感じた気持ちだなと思いました。
私がそこを抜け出したなと思うのは、自分でバイトして稼ぐようになったときでした。
親を気にせずやりたいことをやるようになった気がします。
本当にやりたいことを自由にやっていたので迷惑をかけたことも多々あります(笑)
就職して、家族と離れて生活し、経済的にも本当の意味で一人立ちしたときは、
自分の人生って自分で選んでいけるんだなという当たり前のことを強く実感したことを覚えています。
大人になって初めて案じた感情でした。
もう一つ感じたのが、「世間の目、親の立場」
気にせずに生きていいんだと思いつつも、心のどこかで世間の目を気にしている自分がいる。
そして、子どものころは親の立場まで考えて行動してしまう時があるのです。
世間から自分がどう見られているか、親が世間からどう見られているか。
また、それが受験と重なると、自分が行く高校、大学で親の評価が決まる気がしてしまう。
そんな気持ちもとてもよく分かる気がしました。
本当はそんなことないというか、そんなこと気にしなくてもいいはずなのに…。
そんな、
普通の家族の普通の日常を見ているようで、なんでこんなに世間の目だったり、常識だったり、親の立場を気にして生きているのだろうという違和感に気付かされた一冊になりました。
常識ってなんだろう。
普通ってなんだろう。
そういうのに縛られて、周りが見えなくなるのって怖いなって、自分の人生が制限されるのは怖いなって思わされた本でした。
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