【18冊目】
この本は、3000万円の借金をしていた一男が宝くじで三億円を当てるところから始まります。
この三億円を巡って旅に出て、
昔からの親友九十九との出会いや、
大金持ちになった人たちとの出会いを通して、
「お金と幸せの答え」を見つけていく物語でした。
人生でほんとうに大切なものはなにか、改めて考えさせられる本でした。
お金持ちになるために必要なこと?
p.59 君はお金を悪者にしてきたんだ。お金を持つと不幸になる。お金で買えない幸せがある。そんな言い訳をして、逃げ回ってきたんだ。だから君は、お金の大きさも、重さも、何も知らない。好きでもないものがら向こうからやってくるはずがない。君が金持ちにならなかったのは、才能がなかったからでも、運がなかったからでもなく、金持ちになるためにすべき、あたりまえのことを何もしてこなかったからなんだ。
p.61 僕はお金のことを隅から隅まで勉強した。お金に振り回されないために稼いだ。お金のことを何も知らないくせに金持ちになるなんて、一万円札になる人が許すはずがないのさ。
p.62 一男くん。君は、少し調べるだけで分かる当たり前のルールを知ろうともしなかった。お金の世界では、このルールを理解しているものが富、知らない人間が貧しくなっていく。ポーカーやチェスと変わらない。そこには、誰にでも平等なルールがあるだけなんだよ。そのルールを理解し、勝てるまで学び、考えて行動する。それだけが勝敗を分けている。
お金があれば何でも買える?
p.101 お金で、愛は買えない。誰もがそう信じている。そう信じようとしている。だが果たしてそうなのだろうか。きっとお金で愛は買える。人の心も買える。だからこそ僕らは、お金では買えない、愛や心を探している。
お金で何でも買えると言いつつもお金で買えない愛と心を探しているんですね。
お金で買える愛と心ではなく、お金では買えない愛と心を求めているんですね。
信用とは
p.137 だって何かに賭けるってことは、信用するってことやろ。それって素敵なことやと思うねん。やから、ボクはキミに賭けてみようと思う。
p.178 九十九はその無意味さを知っていた。夢、そして信用は一度売ったら買い戻せないと。わたしも充分に分かっていたはずなのに、最後はお金と引き換えてしまった。
お金によって奪われたもの
p.210 あなたがお金によって奪われた大切なもの。それは“欲”よ。
p.225 お金があればなんでも解決してしまうということを知ってしまった僕は今、生きていくことに飽きてしまっているんだ。
お金とは?
p.229 死ぬことも、恋することも、人間が誕生したときからそこにあったものだ。だけどお金だけが、人が自ら作り出したものなんだ。人の信用を形に変えたものがお金なんだよ。人間がそれを発明し、信じて使っている。だとしたらお金は人間そのものだと思わないか?
幸せとは?(高橋一生さんの解説より)
p.240 この現実では、大抵のものはこの《カネ》、金銭があれば買うことが出来る。そして、金銭で買えないものも多分存在している。その金銭で買えない存在は大体が形ではなく、人と人との間に生まれる物事だったり、思いだったりする。そういうものの多くは《幸せ》と表現される。
高橋一生さんの解説より。
この解説かなりしっくりきました!
幸せとは何か、
お金とは何か
を見直すいいきっかけとなりました。
改めて、チャーリーチャップリンの言葉
「人生に必要なもの。それは勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ」
という言葉の持つ意味を考えさせられました。
今回もたくさんの学びを得ることができました。
この学びを活かしていきたいと思います(*^^*)
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