【172冊目】
才能とはなにか?
才能って、生まれつき持っていなかったら手に入らないものなのか?
そんな才能についての本です。
とても面白かったです。
自分の才能を伸ばしたい、見つけたいという人、誰かの才能を伸ばしてあげたいという人にオススメの一冊です。
才能がある人とは、何かしらの結果を残した人
みなさんは、「才能がある人」と聞くと、どのような人を想像しますか?
「才能がある人」を見ると、「もともと才能に恵まれている人はいいなぁ」といつも羨ましく見てしまいますよね。
多くの人が、「才能=あまり努力をしなくてできちゃう人」のような錯覚すらあるかもしれません。
しかし、もちろん才能がある人は、みんな努力している。
当たり前ですが、才能があると言われている人たちは努力をしている人たちであり、決して努力をしなくてもできてしまう人ではないのです。
では、才能とは何なのか。
「才能とは、能力が飛び出た部分、尖った部分。」
「才能」という言葉には、そんな意味があるそうです。
たしかに、他の人よりも飛び出た能力、尖ったところと出会ったときに「才能がある」という風に使いますよね。
しかし、結局才能があると言われる人はどういう人かというと、
“何かしらの結果を残した人”なのです。
その結果を残せたから才能があるという評価をされる。
たしかに、何も結果を残していない人が「才能がある人」と言われることはないですよね。
もし結果を残せていなかったら才能があるとは言われてなかったかもしれないと思うとなんかおもしろいなっていうことに気づきます。
才能を発揮して“結果”を出す方法
では、どうやったら才能を発揮して結果を出せるか。
結果を出すって、スポーツで例えると「優勝する」みたいなものだなと思います。
優勝するためには、何をすべきか。
練習ですよね。
たくさん練習すればするほど、能力は高まっていく。
その大会で優勝できるかどうかは分からないけど、一生懸命練習していると、もしかしたら次の大会では運よく優勝するかもしれない。
そうやって、結果を出したとき初めて「才能がある」と言われるのです。
しかし、運と言っても練習もしていない弱いチームが優勝することはまずない。
だから、やはり日々の練習を続けて優勝を目指すことが大事になってくるのですね。
つまり、能力とは、
コツコツと努力を続けられれば、誰でも身に付けることができる。
この能力が高まっていくと、人よりも飛び出たり、尖ったりする部分が出てきて、やがてそこが「才能」として認められるようになる。
この、“練習”と“結果”がそろって初めて才能となるということが分かります。
才能がある人は、目標設定、道の選び方、道の歩き方の達人
ここで、もうひとつ大切なことは、
才能があると言われている人たちは
“その人に合った動機付け”がまずあって、そこから“正しいやり方”を選んで、“コツコツと努力”を積み重ねている
のだそうです。
才能がある人は、目標をしっかり定めることができるからこそ、目的地がブレることなくまっすぐ進むことができる。
そして、その目標にちゃんとたどり着くための正しい道を選ぶことができる。
さらに、その道を地道に、辛抱強く歩くことができるということなのです。
目標がブレていてはいつまでたっても結果は出せないし、目標にたどり着く道でなければいくら努力してもたどり着かない。
たどり着く道を選ぶことまでできていても、途中で立ち止まったり引き返したりしてしまうともちろん目標にはたどり着かないですよね。
「才能がある人」は、目標設定、道の選び方、道の歩き方をよく知っているということなのです。
コツコツ努力するためには、他人と比べないこと
ここで出てくる“コツコツ努力する”こと。
コツコツ努力するのってなかなか難しいですよね。
最初は元気よく道を進んでいても、途中で立ち止まってみたり引き返したり、自ら道から飛び降りてしまったり…
なかなか真っ直ぐ進むことって難しいと感じてしまいます。
続けられないときに一番多い理由は、
「他人と比べていること」
隣の道を友達が走っていると、「あー、もうダメだ。」とか「私もそっちの道にいこうかな」とか思ってせっかく今まで進んできた道を進めなくなってしまいます。
他人と比べずに自分自身と比較し、昨日の自分よりほんのちょっとでも成長していることを実感できれば、続けられるはずなのです。
人間誰しも伸び悩むこともあります。
その道を諦めたくなるときもあります。
それでも、前に進まなければ目標にたどり着くことは決してありません。
自分に何の才能があるか分からなくても、行動しなければ向いているかどうかもわからないし、もちろん結果はでない。
待っていたって才能が降ってくるわけではない。
とにかく行動すること。やれば必ず昨日の自分の一歩先にたどり着くのです。
魚の能力を木登りで測ったら、魚は一生自分はダメだと信じて生きる
「誰もが天才だ。しかし、魚の能力を木登りで測ったら、魚は一生、自分はダメだと信じて生きることになるだろう。」
このエジソンの言葉からわかるように、能力は見方によって変わるのです。
特定の人の評価だけを頼りにしてしまったり、ある一面を見ただけで信じてしまったりすると、自分の能力や才能を正当に評価できなくなってしまうのだそうです。
自分と向き合い、どこをどう伸ばしていけばよいのかをきちんと知ることが大事なのです。
最後にもうひとつエジソンの言葉を
「もちろん、生まれつきの能力もまったく無視はできない。それでもやはり、これはおまけみたいなものだ。絶え間なく、粘り強く努力する。これこそ何よりも重要な資質でおり、成功の要といえる。
生まれつきの能力はおまけだ。」
生まれつきの才能は、「おまけ」程度なのですね!
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