【159冊目】
この本は、『新企画』のタイトル通り、鈴木おさむさんがテレビやネットの番組、アプリなどにまつわる新企画を考え、
それに「企画術」と称して、どう考えたのか?企画の考え方や作り方などか書かれている本です。
「新企画」を生み出すのに必要なのは才能だけじゃない!?
今まで、何かを作る人、何かを生み出す人って“才能”がないとできないと思っていました。
私には何かを生み出す才能はないなぁって。
たしかに、企画に関しては、才能がある人の方がたくさん閃くかもしれない。
でも、“才能”だけじゃない。
新しい企画を生み出せるのはすごいけど、生み出す人と生み出せない人の差は意外とほんのちょっとの差かもしれない。
そのほんのちょっとの違いに気づき、考え、行動できるか。
ほんのちょっとの差なんだな。
そう思わせてくれた本になりました。
鈴木おさむさんの「新企画」の作り方
鈴木おさむさんは、19歳で放送作家の仕事を始め、今まで数々の企画を考え、番組や映画を作ってきました。
普段なかなか考えることのない“企画の考え方”についてですが、読んでみると「あ、こんな視点があったのか!」と驚きの連続です。
- 器を変える技術
- 「主役」を変える視点を持つ
- 思わず「期待してしまう仕組み」を作る
- 「自分がワクワクするか?」を大切にする
などなど、様々なヒントが出てきます。
本書にも、具体的な例としていくつもの企画が載っていますが、これらのアイデアは、急にふと思いつくことが多いといいます。
しかし、この「急にふと思いつく」にたどり着くまでの道のりにヒントがあったのです。
鈴木さんは、年間、映画やビデオを365本以上見ていたそうです。
映画を見始めたころは企画もあまり思いつけなかったが、3年ほどたったとき、急に映画で見たワンシーンが頭のなかに浮かび、それがきっかけで企画を思いつくようになったと言います。
圧倒的なインプットと圧倒的なアウトプットが新企画を生み出す糧
「自分の脳をいい検索エンジンにするには、やはり情報を入れなきゃいけないし、ある程度色んな情報が入らないと、検索ワードを一つ入れても何も出てこない。」
鈴木さんは、そう言っています。
たくさんのインプットがあってこそ、たくさんのアウトプットが出てくる。
毎日毎日の積み重ねがあってこそ中から湧き出てくるものがあり、もの作りができるんだと気づかされます。
鈴木おさむさんも、最初からぽんぽん企画を思いついていたわけではないんだという当たり前のことに気づかされ、
生み出せる人と生み出せない人の差はほんのちょっと。
普段から情報をどれだけインプットするか、そのインプットに対して、普段からどれだけアウトプットするか。
思ったこと考えたこと感じたことはすぐに書き出していく。
その積み重ねができるかどうかの差なんだなということが分かりました。
この本も、そのほんのちょっとの差の集大成であり、考えたことはすぐに消えていくなかで、書きとめておいたからこそ、何度も考えて練って試行錯誤したからこそ残ったものなんだろうということも分かります。
この本に載っているアイデアも、鈴木さんの頭の中のほんの一部でしかなく、
もっともっとたくさん考えていて、頭の中は相当な量のアイデアで埋め尽くされているんじゃないか、とか思ったりもしました。
今は知識をため経験をひたすら積むとき
今回、いろんな手法、新しい見方を取り入れることができ、とても参考になりましたが、
とにかく今はすべてが足りないと感じました。
知識も経験も何もかもが足りず、まだまだ溢れてくる段階ではない。
だこらこそもっともっとインプットを増やし、アウトプットも増やし、自分の“種”を育てていこう。
改めてそう思わされた一冊となりました。
でも、この「積み重ね」、先のことを考えるとわくわくするなぁって思いますね。
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