【154冊目】
この本、最近様々なところで見かけます。
インスタグラムやツイッター、読書会でも紹介してくださっている方が多かったので読んでみました!
子どもにも分かるように書かれているこの本、大人になった私にとってもとても学ぶこと、気づかされることが多く、もっと早くから知っておきたかった…と思う気持ちもありますが、今からでも遅くないですね。
“お金”という私たちの極身近にあるもの。
身近にあるのに、いつも、たくさんあればいいのに、増えればいいのに、って思っているのになかなか真剣に考えることのないお金について、今一度深く考えることができた本です。
この本をきっかけにお金と向き合う人が増えてくれたらいいなと思います。
お金とは、価値を交換するためのもの
そもそも、なぜお金について向き合わなければならないのか?
それは、
- 自立して生きていくためには、お金は絶対に必要である
- やりたいことをやるには、余分なお金があったほうがいい
- 困ったときに、お金は自分を助けてくれる
- お金を持っていれば、人を助けることができる
だから、お金って大事なんです。
当たり前だけど、だからお金って必要なんだと改めて気づかされます。
そもそも、お金は、
- 何かと交換できる
- 価値をはかることができる
- 貯めることができる
この3つの機能を持っています。
つまり、価値のあるものを交換するために生み出されたものなのですね。
お金の量に目を向けがちですが、それよりも、そのものやサービスの価値ってどうだろう?
普段お金を払うときに、つけられた値段に見合うものだろうか?
と考えてみるのは面白いなと思いましたし、
逆に、自分はそのお金に見合ったサービスを提供できているのだろうか?
と考えるととても面白いなと思います。
お金以外の自分の「しあわせの基準」を持つことが大切
今の世の中は、モノが溢れており、様々な魅力的な商品が次から次へと目の前に流れてきます。
そんな魅力的な「新商品」に心を奪われて、
「ただお金を使わされるだけの存在になっていませんか?」ということです。
お金そのものが人生の目的やすべての基準になってしまうのではなく、
自分なりの「幸せの基準」を持つことが大事だと言います。
お金とは違う基準、お金以外の「ものさし」=「幸せの基準」が自分の中にあれば、
お金の魔力に惑わされることはなくなり、お金はあなたの幸せをサポートしてくれます。
値段と自分が得る幸せのバランスがとれているかをきちんと考えてみることが大切だということです。
ただ「好き」なことをやっていれば「仕事」になるわけではない
また、せっかく人生の長い時間をかけて仕事をし、お金をもらい、生活していくのだからこそ、
自分が好きな仕事、自分に向いている仕事でお金をもらっているかは大きなポイントだといいます。
自分の好きなこと、
向いていることと向き合い、
それを仕事にしてお金がもらえたら最高ですよね。
ただ、ここで注意したいのは、
「好き」だけでは「仕事」にはならないということ。
自分の「好き」が誰かの「価値」にならないのであれば
お金を受け取ることができないということです。
最近よく「好き」を「仕事」に、と聞きますが、
ただ好きなことをやれば仕事になるわけではないのです。
自分の「好き」が誰かの価値になるからこそ「仕事」なる。
誰の価値にもならないものを好きだからと一生懸命磨いたとしても、
それで誰かを助けることも、稼ぐこともできません。
どういう仕事を選ぶかで人生を大きく左右するし、
幸せを大きく左右することです。
自分の「好き」を仕事にするためには貧乏な生活をしなければならないかもしれないし、
「好きな仕事」意外にも「生活していくための仕事」をしなければならないこともあるかもしれません。
「好き」を仕事にしていく覚悟がなければ、
我慢して「生きていくための仕事」を続けなければいけないこともあるかもしれません。
どんな仕事を選ぶにしろ、たった一度の自分の人生です。
自分がどんな生き方がしたくて、どんな仕事がしたくて…と、
お金を含めた人生設計をしっかりと立てて望まなければいけないということです。
人生の最期に、「こんなはずじゃなかった…」とならないためにも一度しっかり考えてみましょう。
自分の心が豊かになる、とっておきのお金の使い方
始めに、お金が大事な理由の一つとして、
「お金を持っていれば、人を助けることができる」というのをあげました。
この本の最後には、自分の心が豊かになるとっておきのお金の使い方として、
「寄付」について書かれています。
これは、寄付をしなければならないと言っているわけではありません。
まずは、自分の生活を整え楽しみながら、不足の事態に備えてある程度の貯金をする。
何よりもそれが一番大切だと述べられています。
でも、少しゆとりができたら、ぜひ人のため、世のために使ってみてほしいと言います。
お金が大好きだと言う村上さんがいろいろな使い方をしてきたなかで、お金が最も輝くのはやはり人のために使ったときだと思うのだそうです。
私たちもそうですよね。大事にしている人のため、
目の前の困っている人のためにお金を使うのは悪い気持ちはしませんし、
むしろ喜んで使いますよね。
「寄付」することが大切なわけではないですが、
一番大切なのは、
自分の心が豊かになるお金の使い方をすること。
自分を本当に幸せにしてくれるお金の使い方は何なのか、
そのためにはどんな仕事をしてどんな生活をすればいいのか、
答えを探し続ける必要があるのです。
お金に惑わされない本当の価値に目を向けつつ、
自分の幸せをサポートしてくれるお金との付き合い方をもう一度考え直したいなと思いました。
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