【135冊目】
〈あらすじ〉
とある街の、とある喫茶店の
とある席には不思議な都市伝説があった
その席に座ると、その席に座っている間だけ
望んだ通りの時間に移動できるという
ただし、そこにはめんどくさい…
非常にめんどくさいルールがあった
あの日に戻れたら、あなたは誰に会いにいきますか?
未来を変えるとは
コーヒーが冷めないうちに、前から気になってて読んでなかったけど、映画化されることもあり、ついに読みました(^^)
期待通り面白かったです!
短編4つからなる1冊でしたが、一気読みしてしまいました。
望んだ通りの時間に移動できるというが、そこには非常に面倒くさいルールがあり、そのルールの一つ
「過去に戻ってどんな努力をしても、現実は変えられない」
それを分かった上で、過去に戻り、確かに起こった現実は変わらないはずなんだけど、過去に戻ることで、本人たちの心が変わり、
「これからの未来を変えていこう」
そう決心していくところがいいなと思いました。
変えたい過去って誰しもあるかと思います。
しかし、どうあがいたってその過去は変えられない。
変えられるのは、その“変えたい過去”をどう捉えるかという自分の心だけ。
分かってはいるけど難しいのが、この「自分の見方」を変えるということ。
どうしても忘れられない、辛い過去があったとしても、向き合い、自分の中で昇華させていくことで、許せるようになるというか、少しずつ受け入れられるようになっていくのだろうなと思います。
この物語の中では、「見方を変える」きっかけとなっているのが過去に戻ること。
私たちは、過去に戻ることはできないけど、「見方を変える」きっかけなんて本当はどこにでも転がっているはず。
「変えよう。」と決心するか、しないかなのかもしれませんね。
(心ひとつで、人間はどんなつらい現実も乗り越えていけるのだから、現実は変わらなくとも、人の心が変わるのなら、この椅子にもきっと大事な意味がある…)
未来は自分の手で作っていける
また、この物語から強く感じられたこと、
それは、
「未来は自分の手で作っていける」ということ。
未来は今ここ、現在、自分の目の前にあるものをどう選択するか、どう行動するかで、自分で作っていけるということ。
過去がどれだけ自分の思い通りの人生じゃなかったとしても、未来は今日からの自分の積み重ねだから、
変えたければ今までの行動とは違う行動をとればいい。
今までの選択と違う道を選択すればいい。
環境のせいでも、他人のせいでもなく、自分が常識だと決めつけたものにも縛られる必要もなく、
自分で選んで進んでいけばいいのだということに気づかされます。
自分の道を自分で選んで進んでいく。
当たり前なんだけど、自分の人生を自分で選べている人は少ない。
そう感じます。
自分の人生は自分で選んでいいんだ。自分で変えていけるんだ。
できるだけ多くの人に、そう気づいて欲しいなと思いました。
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