【134冊目】
〈あらすじ〉
出版社勤務の黒木さやか(29)は、寿退社した日に、結婚相手の部屋で他の女のパンツを発見し、婚約破棄されてしまう。ファッション誌に復職するが、新しい編集長はドSのブランド大好き男、宇佐美(41)。雑誌の企画として「半年以内に結婚できなければクビ」と命じ、「高級ブランド戦略を使えば結婚なんて余裕だ」と豪語する。はたして、さやかは結婚できるのか。
ドラマ化していたのをきっかけに読んだこの本。ドラマは見ていませんでしたが、本が面白すぎて、見てればよかったと後悔しました…笑
本当に面白くて、普段は隙間時間でちょこちょこ読むのですが、久しぶりに一気読みしてしまった本でした。
本の中でも、ドS編集長、宇佐美の言葉がとても良くて、心に響くものが多かったので少し紹介したいと思います。
自分だけには愛を注がなければいけない
「いかなるときも、自分だけには愛を注がなければならない。」
「自分を愛すれば、時間を無駄にすることはないし、自分を磨くことかできる。自分を傷つけることもなければ、自分の体を大切にする。お前が体だけの関係を続けているのは、自分への愛が足りないならだ。」
自分を大切にするからこそ自分のための人生を送ることができる。
誰かのための人生じゃなくて、自分の人生を、後悔のない人生を送ることができる。
当たり前だけど、多くの人がないがしろにしがちなところだと思います。
私も、少し前までは自分を大切にできていなかったなと感じます。
自分と向き合うことをしてこなかったし、自分の好きなもの、好きなこともよく分かっていなかった。
自分が本当に進みたい道を探すこともせず、
周りの人、周りの環境に流されて生きていたなと思います。
自分が本当に進みたい道を自分で選んだとき初めて自分で前に進もうとする、自分を磨こうとすると思います。
だからこそ、困難に出会っても立ち向かえるし、楽しいのだと思います。
改めて自分を大切にすることの大切さを感じますね。
誰かに幸せにしてもらうんじゃない
「誰かに幸せにしてもらうんじゃなくて、人を幸せにできる人間になれってことだ。」
幸せにしてほしい、って待ってても幸せなんて降ってこない。
人に与えて初めて人から与えてもらえる。
最近ずっと思っている「人に与えられる人になりたい」という気持ちをもう一度思い出させてくれたセリフです。
誰かに何かを与えられるくらい自分にたくさんのものを与えてあげたいし、
自分を満たして、そこから溢れた分はよりたくさんの人に与えたいと思います。
先ほどの自分を大切にすることとも繋がりますが、自分を満たせる人、目の前の人を見たせる人になりたいなと思いました。
人を幸せにする力というのは、歳をとっても価値が下がることはない
「外見の美しさなんていつかは価値が下がるだろう。でもな、人を幸せにする力っていうのは、歳をとっても価値が下がることはない。」
人になにかの価値を与えられる人、尊敬される人、人を幸せにできる人、私が望む私の理想像です。
外見の美しさが大事じゃないとかではないのですが、今は中身をどんどん磨いていきたい、そう強く思います。
特に、外見の美しさはどう頑張っても若い時には敵いません。
歳をとっても魅力的な人は、やはり中身が美しい人だと思います。
また、外見の美しさはキープしないとだんだんと減っていくものだと思っていますが、中身の美しさは積み上げていけるものだと思います。
積めば積むほど充実する、そんな中身の美しさ、これからもどんどん積み上げていきたいですね。
自分が選択した人生を強く生きるかどうか
「お前もな、今この瞬間からどんな選択をしてもいいんだ。どんな家で育ったとか、どんな人生を送ってきたとか、そんなことは関係ない。最後は自分がこれからどうあるべきか、自分によく聞いて自分で決めろ。そうすればどんな困難にぶつかっても乗り越えられる」
「大切なのはどんな選択をするかじゃない。自分が選択した人生を強く生きるかどうか。それだけだ。」
人生の分かれ道、自分が望む方を自分で選ぶことができる。
私自身、人生の選択肢ってなんとなく限られているように感じるし、人生がレールの上を走っているだけのように感じていました。
私が大統領になることは不可能だと思っていたし、億万長者になることも不可能だと思っていた。
逆に宝くじは当たるかもしれないな、なんて思っていましたが(笑)
しかし、そうじゃない。
可能性から目を逸らしていたのは自分自身。
自分の天井を決めてしまっていたのは自分自身。
そこから出たいと思えばいつでも出ることができるのだということに気づかされます。
どっちを選んでも「幸せになろう」という気持ちがあって、自分が選んだ道に責任を持ててれば幸せになれる。
それだけは忘れないように生きていきたいなと思います。
自分の人生は自分で選べるものだし、自分の力で幸せにしていこうと思いました。
今目の前の人生の分かれ道、自分で選んで、幸せにしていきたい。
改めてそう思えた本でした。
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