【114冊目】
読書って不思議なもので、自分に必要なときに必要な本と出会えることが多いなとよく感じています。
今回の『微差力』も、今の自分にぴったりの言葉、足りない言葉、たくさんのヒントがもらえたなぁと思います。
この本との出会いも、“微差力”を日頃から本と触れ合う機会を作っているか作っていないか、
そのほんのちょっとの差なのです。
今回は大きな差ではなく、小さな差“微差力”に着目します。
なりたい自分に近づくのも“微差力“
先日ちょうど、「どんな自分になりたいのか」について考え直していました。
私の中では、“いい人”になりたい!というのが一番にあって、“いい人”というのが、
尊敬される人であったり、
自分を磨き続けられる人であったり、
価値を与えられる人であったりと、
私の中での“いい人”像が派生していくわけなんです。
でも、この本を読んで、それも全部“微差力”なんだってことに気づかされました。
何か大きな“イイコト”を成し遂げたから、
「今日からあなたは“いい人”です!」
といい人になれるわけじゃないと思うんです。
毎日毎日、目の前のことに対して、“いい人”に近そうな方を選択する。
それだけのことなんだと思います。
目の前に落ちているゴミに気づいたら拾う。
困っている人がいたら助ける。
家に帰ったら本を読む。
これも“いい人”への微差力だと思います。
私が想像する“いい人”に近い方を毎回選択していくのです。
斎藤一人さんは、「人はスゴイ魅力的な人間になれるのだ。」と言います。
私の中でいう“いい人”になれるということと似ているのかなと思いました。
なれるかなれないかは“微差力”。ほんのちょっとの差なのです。
微差力とは、自分を磨くこと
微差力って言っても何をすればいいのか?
斎藤一人さんはこう言います。
いい本を一冊読んだって、ちょっと上にいくのです。
それから、本当は「バカヤロー」と言いたくなったけれど、そこで天国言葉を口にしてみたり。
こういう、
ちょっとしたことで、ちょっとしたことが重なってくると、人はスゴく魅力的になっていくのだそうです。
人間は玉と同じようなもので、原石を磨いて磨いて、磨きぬいて玉になる。
一生懸命、自分というものを磨く。
磨いて磨いて。
ダイヤモンドの原石磨くのと同じです。
自分は仕事のことはできるようになった。
そこはピカピカに磨けたけど、「人間関係のほうがダメなんだ」とわかったら、
人間関係のほうを磨いたり。
自分ができる範囲の、自分なりの磨きかたでキュッキュ、キュッキュと、
そっちのほうを磨いていくんです。
そしたらもうダイヤモンドみたく、人は輝く。
それが人生の楽しさだといいます。
この自分を磨いて磨いて輝かせていって魅力的な人になっていく。
これこそが私が求めていた、理想としていたものなんじゃないかと思わされた瞬間でした。
1日1度の変化
この未来デザイン読書会でもよく出てくる言葉ですが、
「1日1度の変化」という言葉を私も大切にしています。
だからこそ、読書も1日1冊と決めて、
少なくとも1日1冊分は“ちょっと上”にいけるのかな?と思って続けています。
今は、自分の知識と内面を磨くことに集中している時期なのです。
キュッキュと磨いてピカピカになるように。
自分の知識と内面を磨いていけばまた新たな問題が見つかるかもしれないし、
見つかったらまたそこをキュッキュと磨いていく。
ただそれだけなんです。
毎日毎日、ちょっとずつ、せっせと磨いていくんですね。
ほんのちょっと、ほんの一冊かもしれない。
でも、これを続けた時の5年後10年後を想像したら…
どんな自分になれているんだろうって思ってわくわくしてしまいますね。
微差力も一回の微差力だったらもちろんほんの小さな変化しかないかもしれないけど、
微差力の積み重ねは大きな一回の変化にも負けないとてつもない力となっているだろうと思います。
微差力は目の前の小さなことから
実はこの微差力ってもっともっと目の前の小さならことから変えていけるのだと一人さんは教えてくれます。
笑顔だったり、天国言葉だったり、しあわせに見えるような服装だったり、
その微差の連続なんだそうです。
その微差一個でグンって、微差一個でグンって、あがるのだそうです。
人間は、だいたい同じような波動の人と一緒にいるのです。
簡単にいうと、「どんぐりの背比べ」みたいなものです。
その中で、一個だけ微差をつけると、ちょっと、頭一個分、上がります。
頭一個分上がる、それだけで十分なのです。
頭一個分、出てくると、今度、そこでまた、どんぐりの背比べになります。
付き合う人とかが、今までと違ってくるけど、常にどんぐりの背比べ。
だから、そのなかから、また一個分だけ、ちょっと、出ればいいのです。
ちょっとずつちょっとずつ、でもどんどん自分を磨いていけばいい。
ほんとに微差力なんだなぁということが分かります。
魅力的になるということは、魅力的な人間から「微差をいくつ学べるか」なんだそうです。
魅力的な人なら周りにたくさんいますし、これからもたくさん出会うと思います。
いろんな人の魅力を見つけて、自分も魅力的になっていく、そんな楽しいことはないなと思います。
もっともっと自分を磨いていきたいなと改めて思うことができた一冊でした。
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