言葉にできるは武器になる

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みづきの読書記録

【みづきの読書記録】言葉にできるは武器になる【感想】

更新日:


【112冊目】

言葉にできるは武器になる
#言葉にできるは武器になる
#梅田悟司

読書記録を書いていて最近よく思うこと…

「伝えたいことうまくまとまらないなぁ」

「なんか違うんだけどなぁ」

「もっと上手く書けるようになりたい!」 ということで悩みます…。

この本は、

自分の言いたいことが言葉にならない

相手に思いが届かず理解を得られない

自分の伝えたいことが伝わっていない気がする

想定していない質問をされると言葉に詰まってしまう

会話が続かない

もっと人を惹きつける文章を書きたい!

そんな思いを吹き飛ばしてくれるヒントがたくさん詰まった本でした。

「内なる言葉」を意識する

なぜ、自分の言いたいことが上手く言えないのか。

それは、そもそも自分が言いたいことを自分でしっかり理解できていないからだと言います。

「伝わる言葉」を生み出すためには、“自分の意見を育てる”必要がある。

発言や文章といった「外に向かう言葉」を磨いていくためには、

自分の考えを広げたり奥行きを持たせるための「内なる言葉」の存在を意識することが絶対不可欠なのです。

「言葉は思考の上澄みにしかならない」

考えていないことは口にできないし、不意を突かれて発言する時、つい本音が出てしまう。

そのため、思考を磨かなければ言葉の成長は難しいとも言える。

本書でもそう述べられています。

私自身、人に伝えること、話をすることに苦手意識を持っていますが、たまにペラペラと話すことができるときがあります。

それは、自分が好きなこと、得意なことについてです。

なぜペラペラ話せるかというと、それだけ知っているから。

当たり前ですが、自分が知っていることしか人には伝えらません。

何回もそれに触れて、考えて、感じて。

これを繰り返したものは自然と言葉にできるようになっているのです。

好きなものを言葉にするまでは簡単かもしれませんが、

自分が苦手なこと、未知のことについてはもちろん言葉にするのが難しいです。

だからこそ、「内なる言葉」と向き合い、自分の意見を育てる、この作業がとても重要になってくるのだと思います。

多くの人が短期的な結果が得られやすい「外に向かう言葉」を磨きがちだけど、

「内なる言葉」で思考を深め、外に向かう言葉に変換する、

という流れを体得することで、

一生モノの「言葉にできる力」を手にすることができるようになるそうです。

「思考の深化なくして、言葉だけを成長させることはできない」

「内なる言葉」を育てる

そもそも、「内なる言葉」とはなにか?どのようにして育てていけばいいのか?

「内なる言葉とは、日常のコミュニケーションで用いる言葉とは別物であり、無意識のうちに頭に浮かぶ感情や、自分自身と会話をすることで考えを深めるために用いている言葉である。」

つまり、頭に浮かぶあらゆる感情や考えのことです。

普段はあまり意識しないことが多いですが、人は一日の中で終始さまざまなことを考えたり感じたりしています。

「今自分が何を考えているのか」

「頭の中にどんな内なる言葉が生まれているのか」

を正確に把握することで、「内なる言葉」を磨くと、自然と「外に向かう言葉」は磨かれていくといいます。

また、この「内なる言葉」に気づくと同時に、「内なる言葉」に幅と奥行きを持たせることが大切だと言います。

では、どのようにして「内なる言葉」に気づき、豊かにしていくのか?

内なる言葉は、頭の中にある内はぼやーっとして鮮明ではありません。

その内なる言葉の“解像度”を上げていく、この作業が「内なる言葉」を正確に把握することに繋がります

とにかくまずは、ぼやーっとしていてもいいので頭の中にある「内なる言葉」をたくさんアウトプットする。

そして、たくさんアウトプットした内なる言葉を繋げ、増やし…と内なる言葉の解像度を上げていく。

内なる言葉をたくさん増やして、豊かにし、それが明確であればあるほど外に向かう言葉がスムーズに出てくる、というわけです。

頭の中で考えているだけではダメなんですね。

とにかく頭の中の全てを一旦アウトプット!これが大事なんです。

言葉にできるは武器になる

本書では、内なる言葉への目の向け方だけでなく、外に向かう言葉の磨き方についても載っていてそれもとても参考になります。

もちろんまずは、「内なる言葉」に気づき、増やし、育てるところからですが、

「内なる言葉」を磨き、

次は「外に向かう言葉」を磨き、

また、「内なる言葉」を磨き…と、

どちらも磨いていくことで、“言葉にできる力”を持つことができるのだということが分かりました。

ただただ闇雲に書くだけでは文章は上手くなっていかない、

そんな当たり前に気づかせてもらえた一冊となりました。

なぜ、言葉にしないといけないのか。

それは、言葉にしてアウトプットしないと現実は何も変わらないから。

今まで世界を変えてきた人、全てが“言葉”によって、人を動かし、現実を、世界を変えてきたと言っても過言ではないと思います。

自分が「こうしたい!」と思って旗を立てるのにも、仲間と繋がるのにも、誰かの力になるのにも、言葉は大きな力となります。

私も、言葉を自分の武器の一つとして堂々と使えるよう、日々「内なる言葉」と向き合い磨いていきたいなと思いました。

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