【106冊目】
先日紹介した、『#最後の医者は桜を見上げて君を想う 』のシリーズです!
最後の医者シリーズが良すぎてさっそく続きを読んでしまいました。
前作もよかったですがこちらもとてもよかったです!
今回は、
- とあるチャラ男の死
- とある母親の死(下巻に続く)
の2つの物語でした。
とあるチャラ男の死
あるカップルが、HIV陽性だった、というところから物語は始まります。
きちんと治療を受けよくなっていく彼女と、死の恐怖で現実から目を反らしてしまう彼
この二人の現実の捉え方と、それに対する向き合い方がまざまざと書かれています。
特に“彼”の心境がとてもリアルに描かれており、
彼の、徐々に身体が蝕まれていく恐怖や、最後には人を傷つけたいとまで思ってしまうほど追い詰められている心、
死を直前にしてやっと、生きることについて考え始めた彼の死までの壮絶な戦いが描かれています。
最後の最後に死神と呼ばれる医者桐子のところにやってきた彼との二人の会話
切羽詰まった彼の「死にたくない、嫌だ、怖い」という恐怖
残された時間で何をするかという話
それでも最後まで素直な自分の気持ちを吐き出せない彼
死への恐怖と孤独感に飲み込まれていく彼
「生きるとは何か」
この意味を本当に深く考えさせられました。
日々「死」と戦っている人はごまんといる中で、
全てが重くのしかかってきて、本当に考えさせられることばかりでした。
最後まで一気読みしてしまうくらいおもしろい本なのでぜひ読んでみてください!
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