それは、学ぶことは楽しい!ということ
皆さん、学生の頃勉強は好きでしたか?やっていて、楽しくてたまらなかったですか?
僕は、勉強自体は嫌いでは無かったですが、楽しかったかと言われるとそうではありませんでした。
単なる受験の道具としてのお勉強でした。そんな感じだったので、社会人になってからは仕事に必要なことは学ぶけれど、別にそれも楽しいからではなく、「必要だから」という理由で、それ以外に社外で勉強会に出るなどは全く考えたこともありませんでした。
ですが、今自分で読書会を主催して分かったことがあります。
純粋に自分のためにやると、「自分で」気付いて学ぶ勉強はとても楽しいという事でした。
楽しい勉強と楽しくない勉強の違いとは?
受験のための勉強は、その場を乗り切るためのスキル習得という捉え方になりがちです。
こういう勉強の仕方は、ある程度勉強は出来る人にとっては苦ではなくても楽しむことは出来ません。
「勉強が出来ない!」という人にとっては苦行でしかないでしょう。
ですが、人生を変えるためとか、人生を豊かにするためにという長期的スパンで、その先にあるものが楽しいものであると信じてやる学びと言うのは、テストの点数が上がったというような薄っぺらいものではなく、自己成長を実感できるのでとても楽しいものになります。
そこには、他人と比べるという思考もなく、ただ、過去の自分と今の自分の差を、自分で見つめるだけなので余計なストレスもありません。
また、楽しくないと思いながら勉強はその目的を達成したら、もう辞めてしまいます。
楽しい勉強はもちろん継続しますよね。
問題の解法だけが分かってもそれは楽しい勉強にはならない
殆どの学校でそうだと思うのですが、例えば数学の問題では、定理と解き方だけ教えるという教育が横行しています。
これはただの作業ですし、そこに「なぜこの数式が必要なのか。どうしてこうなるのか。」という深掘りの考察は挟まれない事が多いです。
なぜなら、先生は、そこを深掘りして教えるととてもじゃないけど決められた内容全てを1年間のうちに終わらせることが出来ないからです。
そこに生徒自身で考えるという自主性は無く、「これはこういうものだから何も考えずにこう解いてね。」となってしまう。
言われたとおりにする勉強なんて楽しいはずがありません。
では、楽しい勉強とはどんなものなんでしょうか。
例えば、この知識を使うと、身近にあるあの技術が出来るんだよというようなエピソードも合わせて教えてあげると「へー!」という驚きが付いてくるので多少は興味関心が増えてくるかもしれませんね。
開成高校の校長先生の話
「ガリ勉ではない」というとなかなか信じてもらえないのですが、学力面で特別な指導はしていません。
教員には「生徒が面白いと感じるようなエキサイティングな授業をして欲しい」というだけです。
授業で使う教材もほとんどが教員のオリジナルです。
学力に応じたクラス分けもなければ、文系、理系の区別もありません。
教員も基本的には中1の時の担任が高3まで持ち上がり、受験指導に特化した教員はいない。
すべて生徒の自主性に任せっきりなんです。勉強方法も生徒任せで、「手と口は出さないが、目で見ている」のが教員のスタンス。
生徒がよっぽど道を踏み外しそうにならない限り、こちらから手をだすことはありません。
そういう意味では放任主義です。もしかしたら、「面倒見の悪い学校」かもしれませんね(笑)。
東大を出た人間はお勉強しか出来ないよく言われますが、一括りにしてはいけないと思います。
東大に入るために勉強してきた人間と、自ら探究することが好きで自主的に勉強した結果東大に行きついた人間とでは雲泥の差があります。
そして、この二つを道を分かつのは大人である教師や親の教え方次第ではないでしょうか。
答えが無い中に自分なりの答えを見出す楽しさに気付けるかどうか
学校の勉強では答えは一つかもしれませんが、人生ではそうはいきません。
ましてや今は十年前と違い単純に会社に入り、上司に言われたことを真面目にやっていたらある程度の安定が約束されるという時代ではなくなっています。
豊かな人生とは何かと考えた時に、それは人それぞれ答えが違うものですから、答えは自分で見つけるしかありません。
ですが、上記のように答えと解法まで教えられてきた人では、中々そのやり方がわからないものです。更にいえば、その問題自体が見えていない場合が多いです。
僕が主催する未来デザイン読書会には、「お金」と「自分で稼ぐ力」にフォーカスしたワークがあります。
自分の「人生経験」や、「得意なこと」、「好きなこと」をいかにキャッシュポイントとするかを一生懸命考えるのです。
答えはその人の中にしかありません。
そして、そのワークをやり終えた人はいくつもの「へー!そうなんだ!自分にも出来るんだ!」という驚きと気付きを得る事が出来ます。
終わった時に自分の可能性の広がりが感じられる勉強。
これが楽しい勉強ではないでしょうか。
学ぶということは本当に楽しいことなのです。
ただし、なんでもかんでも勉強したらよいという訳ではありません。
読書が嫌いな人がこういう座学的なワークショップに出ても多分楽しくは無いでしょうし、興味もないでしょう。
ですが、そういう人でも、例えば釣りが好きで、「こういう風にやったらもっと釣れるようになるよ!」という講座なら楽しく学ぶことが出来るでしょう。
自分が情熱を持てることについて学ぶという事が、豊かな人生を送る上でとても大切な事なのです。
現状維持に未来はありません。
ですが、苦しい思いをしてお金を稼いでも、それもまた豊かな人生とは言えません。
どうせなら楽しく学べるものを見つけて、それに打ち込む方が良いですよね。
そしてその結果収入も増えたらもっと嬉しいじゃないですか。
インターネットで検索したらいくらでも自分の趣味嗜好に会ったコミュニティーやスクールは出てきます。
必要なのは、そこに飛び込んでみるほんの少しの勇気だけです。
楽しくなかったら別の場所を探せばいい事ですので、気負う必要はありませんよ。
読書好きな人や人との出会いで気付きが得たい人にとっては未来デザイン読書会と朝活カフェ会は役に立つかもしれません。是非一度参加してみて下さいね。
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僕は、休日の朝活はワークショップ形式の読書会を主催していますが、平日はテーマを設けたフリートーク朝活を主催しています。 <参考>【東京】未来デザイン読書会~ワーク付読書会~ どんなテーマで朝活している ...
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