読書のやり方を変えると知識の入り方も変わる。
まずは、「アウトプット読書こそが未来の自分をデザインするその理由」を読んで頂きたいです。
上記の投稿では、読書によって醸成された価値観をインターネット上でアウトプットすることで同じ価値観の仲間が集まり、自分の望むコミュニティが出来るということを書きました。とはいえ、今までの「インプットマインド」で読書を続けてもアウトプットできる自分にはならないでしょう。
アウトプット読書を身につけ、自分にとってより有意義な読書会にするために私がやっている読書法をご紹介します。
1.学びのための本は電子書籍ではなく紙媒体で購入する。
電子書籍利用者が徐々に増えてきてはいますが、そこまで大幅な伸びではないのが現状です。
「電子書籍の利用率が2割弱で頭打ち、「利用意向なし」が増加、「関心なし」と合わせると6割以上に」(外部リンク)
僕は以前はアンチ電子書籍でしたが、今は、「読むジャンルによってはとても便利だし、媒体は必要に応じて使い分ければ良い」という考え方に変わりました。僕はビジネス書も好きですが、小説や漫画も大好きです。僕の「ジャンルによる媒体の使い分け」は下記のとおりです。
媒体 | ジャンル | 理由 |
電子書籍 | 漫画、小説、雑誌 | 読み返すことはあっても、本の途中から読みだすことは無い。 |
紙媒体 | ビジネス書、自己啓発書 | 気づきがあった場合書き込みをする。 付箋を貼る。 |
僕のビジネス書の読み方は、アウトプット前提のインプットですので気に入ったフレーズには線を引いたりコメントを書き込んだりすることがありますし、読書会ですぐに紹介できるように付箋を貼ったり折り目をつけたりします。ですので、紙の方が都合がよいのです。それだけの理由です。ですが、大きな理由です。
漫画や小説はそんなことをせず、ただ単純にエンターテイメントとして自分だけが楽しむものとして捉えているので電子書籍で十分です。特に雑誌なんかは定価で買っても読み終わったらすぐ捨てるので、持ち運びの際にかさばる紙媒体よりも電子書籍の方が圧倒的に便利なのです。
学びのための本は、自分で気付きを直接書き込むこと、それだけでアウトプットになっていますし、時を置いて開いた時にもそれは残っていますので読書時の気づきを時間の経過と共に忘れても本を開くと思いだすことが出来ます。手帳に書いても良いですが、どこに書いたか分からなくなることもあるでしょう?
2.本への直接の書き込み、付箋の貼り付けなどは積極的に行う。
読書好きな人は多分、本を購入して、1ページ目をめくるとき、その真っ新な紙の白色がとても心地よいものだと感じているのではないでしょうか。
そして、何かの拍子に汚してしまったりしたら少しがっかりするのではないでしょうか。
だから、直接の書き込みには躊躇するという人も多くいるではないかと思います。
書き込みしたら売れないですしね。
ですが、僕はビジネス書や自己啓発本については積極的に書き込みをすることを是非やって頂きたいと思います。
売ったときの価値の低下を考える必要はありません。
なぜなら、7つの習慣などのロングセラー本という例外もありますが、そういうジャンルのほとんどの本の旬というのは結構短いため、読み終わってしばらくしてから買い取りに出したとしてもたかだか数百円の価値しか残っていないからです。
「読んだらすぐ売るから大丈夫!」と思った方、何のために本を購入したか分かりませんね。
一瞬だけ賢くなった気分に浸れるだけで、読んだ内容の9割は明日には忘れてしまっていることでしょう。
ですから、自分を高めるために購入した本は、「ボロボロになるまで何回も読む」「全てを自分の中に吸収する。」という気持ちで読み込み、書き込み、世界に一つだけの「自分のための本」に昇華させましょう。
そうすることで、古本屋で売って得た数百円の利益よりもより大きなものが自分の中に残ります。
学んだことは48時間以内にアウトプットしなければ記憶定着率は大幅に落ち込むと言われています。
読みながら書き込むことで1回目のアウトプットが出来ますので、是非実践してください。
3.得た知識を読書会で発表している自分を想像しながら読書する。
行動とは、なりたい自分を想像することから全て始まります。
妄想って大事なんです。
- 1000人の前でプレゼンテーションしている自分
- カリスマセミナー講師になって連日メディアに取り上げられる自分
- 少人数でも本当に気の合う仲間と毎日楽しく過ごしている自分
色んな、「なりたい自分」があると思いますが、忙しい日々を過ごしていると、大多数の人はこういう「前向きな妄想」をすることを忘れてしまいます。
逆に、ネガティブな妄想というのは結構頻繁にしてしまいがちです。
- 明日も満員電車に揺られて出勤している自分
- 終わりの見えないプロジェクトに忙殺されている自分
- 仕事終わりの飲み会で愚痴ばかり言ってしまっている自分
さて、前者の妄想と後者の妄想、どちらがポジティブな気分になれるでしょうか。
言わずもがなですよね。
人はポジティブな気分の時に行動を起こします。
とはいえ、いきなり大それた妄想をしても自分がそれを否定してしまいがちなので、小さなHappyから妄想してみることをお勧めします。
読書会を120%楽しむための妄想をお教えします。
それは、本好きな人が集まる読書会で、自分が本当に好きな本を紹介して、紹介された人たちが「紹介してくれてありがとう。とても参考になった。帰りに買います!」と感謝されているというイメージです。
いかがでしょうか。ちょっと楽しみになったのではないですか?
このHappyな妄想でポジティブな気分になった時に読書をしてみて下さい。そうしたら、参加者に価値を与えるためにはこの内容はとてもためになる!ここは是非伝えよう!とか、「アウトプットの質を高める」ための読み方が出来るようになっているはずです。
良質な読書は、あなただけでなく、周りの人にも大きな価値を与えてくれます。
是非この3つを実践してみて下さいね。
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読んで頂きありがとうございました。