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【東京読書会書評】自分を安売りするのは今すぐやめなさい

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僕はマーケティングの仕事をしていますが、現在はやはり企業とエンドユーザーとの距離が近くなっているなと強く感じます。エンドユーザーの声が企業に直接届きやすくなり、更に、うねりを起こしやすくなっています。

今の時代、良いものを作れば売れるというものではありません。

テクノロジーが発達し、技術がコモディティ化している以上、消費者はそこに上乗せされる価値や、その製品やサービスを使った先にあるコトを求めています。

メイドインジャパンを一番の売りにしているメーカーは他に言うことが無いからです。

メイドインジャパンだから何?というところまでもっていかないと。

「安くても良いものはいっぱいある。」という価値観が勝っている時代です。

「高くても買う価値がある!」と消費者が認識しない限り意味のない価格競争を繰り返すことになるでしょう。

個人の方が稼ぎやすい時代です

それくらい、時代が変わったという事が良く分かります。

個人で稼ぎやすい時代だと言われているが、稼げている人とそうでない人何が違うのか?

SNS

SNSは世界中に繋がる

現在はインターネットが世界中に普及しているので、部屋にいながらグローバルに商売できるようになっています。

「やりたいこと」ではなく「やる価値のあること」をやる

これは僕の勉強会にきている人に良く話していることですが、目標を達成するために、「やりたいこと」で達成しようとしている人が多いです。

そういう人は、積み上げ型思考なので達成期日を守れるという事はまずありません。

「いつかやりたいなぁ」なら良いですけど…

目標を達成するためには、そこから逆算して、一番最適な方法を選ばないといけません。

「世界中の人々が家にいながら色々な本を読めるようにしたい。」

という目標があったとします。

まずは店舗を探し、そこで1000万円の売り上げがコンスタントに上がるようになったら2店目を出し、いずれは世界中に…

無理でしょう。

ネットでオンライン書店を開く一択です。

だからAmazonが出来たのです。

要は、やっていないから「〇〇したい」と言っているのです。

価値

価値とは、マーケットが決めるもの。

逆算思考を身につけましょう!

プロセスよりも結果に誇りを持つ

これも「稼ぐ」ことを目的にしている以上当然の事です。

努力して稼ぐではなく、どうやって稼ぐかを一生懸命考えるんです。

考えて考えて考え抜いて、そしてとにかく実行。PDCAを回す。

頭の良い悪い関係ないんですねここには。

差がどこに出てくるのか。

それは、考える事を怠ける人か、怠けない人かの違いだと思っています。

プロセスと結果ではどちらが大事かという議論がそもそも間違っているのです。

なぜなら、正しいプロセスを踏めば必ず結果が出るからです。

結果

結果を最優先すること

なぜあの人が言うことには納得してしまうのか?

プレゼンテーションはプレゼント。

何を贈るかよりも、誰が贈るかの方がずっと大事なのです。

これも5年間の活動の中で身に染みて実感していることです。

僕も本をそれなりに読みますから、語彙力はそこそこある方だと思っていますし、

気の利いたことを言えます。

ですが、僕が言ったことと同じようなことを別のAさんが発したときの聞いている人間の反応が全然違うという事があるのです。

例。

僕「猿も木から落ちるっていうのはね~」

周りの反応「ふむふむなるほど。」

Aさん「猿も木から落ちるっていうのはね~」

周りの反応「えー!そういうことなんですね!」

聴衆

誰から聞くかでリアクションも大きく異なる

この反応の違いは、その人の信用度の違いです。

優れたリーダーと呼ばれる人たちは、全員後者の反応を引き出します。

つまり、信用がないと優れたリーダーになることは出来ないのです。

当たり前のことです。

ですが、この当たり前のことが完全に頭から抜け落ちてただ自己の承認欲求を満たすためだけにリーダーになりたがる人が多いのも事実。

リーダーは周りが決めるんです。

信用を得るためのチェックリスト

  • 自分との約束を守っているか。
  • 一生懸命に仕事に取り組んでいるか。
  • 日々挑戦しているか。
  • 人のせいにせず、自分の課題と向き合っているか。
  • 目標を持って生き、いつもその目標に正直でいるか。

転職を繰り返しても人生が好転しない理由

人生の乗り物は仕事だと思う。だから何の仕事をするかはもちろん大事だけど、闇雲に仕事を変えてどこに向かっていくつもりなんだろう?沖縄に行きたいと思って山手線に乗ったらアホでしょ。沖縄に行きたいなら飛行機に乗らないと。人生のゴールをビジョンと言うわけだけど…

僕が僕のビジョンを明確に決めたのは35歳くらいの時です。

遅いのか早いのか?

そこに答えはありません。

なぜなら、遅いも早いも自分が決める事であって他人軸で判断する事ではないからです。

僕は35歳で気付いて、決めて良かったなと思っています。

ここでもやはり「やりたいこと」ではなく、「やる価値のあること」というマインドセットが効いてきます。

ビジョン

目線の先に、ビジョンはあるか

カンニングする

中途半端な人ほど個性を気にします。

本当に仕事のできる人は個性よりも仕事の成果を優先するのです。

成果を出したいなら、成果を出している人を探してその人の真似をすることが一番の近道です。

効率効率騒ぐ人に限ってこれをやっていない。

騒ぐ前に探せということですね。

まとめ

自分の名前で稼ぎたいと思っている人は、とにかくアウトプットの量を増やすことです。

最初は自分勝手なアウトプットで良い。

とにかく走り出すこと。

そして、走りながら、自分が与えたい価値ではなく相手が欲しがる価値を探していくのです。

チャレンジしないことには検証もできませんからね。

 

 

 

 

 

 

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