相反するタイトルの本から導き出される答えとは
「やらない決意」と「結局すぐやる人が全てを手に入れる」この二つの本。
タイトルだけ見ると全く正反対の事を言っているように見えます。
ですが、読み解いていくと、どちらも同じことを言っているのだと気付きます。
それは、「やりたくないと思う事、無駄だと思う事は全てやらなくて良い。その代り、未来のためにやるべきだと思ったことはすぐに取り組もう!」ということです。
すごくシンプルですね。
ですが、皆わかっていても中々これが出来ない。それは、やりたくない事、無駄だと思う事もすこーしだけ誰かと繋がっていたりして、心のどこかで「やらない事で○○さんから何か言われるのでは…」というような他者への(本当は必要のない)気遣いがあったりするからだと僕は思っています。
アドラーの心理学を元に書かれた「嫌われる勇気」では、全てのストレスは人間関係に起因すると言い切っていますが、僕はこの言葉を読んで、「まさにその通りだな。」と納得してしまいました。
自分に正直に生きている人=わがままで協調性が無い人だというレッテルを張られるようなイメージがありますが、だいたい当の本人はそんなこと意に介さずに自由気ままに人生を楽しんでいることが多いです。そして、そういう人ほど、本当に大切だと思う人が助けを求めて来たときには全力で助けに向かいます。
矢印をどちらに向けるか
人からどう思われるかという事ばかり気にしている人は、心の矢印が外側に向いています。
誰かがこう言ったから、あの人から嫌われている気がする。失敗したのはあの人が邪魔したからだ。すべて判断基準が他人軸になっていると、全く楽しくありません。
ですが、日本の教育は集団行動の美徳というものを基準に行われてきていますから、殆どの人がそこにいてしまうのはある意味仕方のない事かもしれません。そして、その状態はおかしい!判断基準は自分であるべきだ!と気づいた人はそのしがらみから抜け出して、自分軸の未来を描いていくのではないでしょうか。それが、矢印を内側に向けた状態です。
あなたの矢印はどちらに向いていますか?
やらないコトを書き出し、捨て、その隙間にやりたいコトを入れていくワーク
人生は有限です。そして1日24時間という時間は誰にでも平等です。1日が長いと感じる人、短いと感じる人様々でしょうが、このワークは、1日の大半を未来の自分を形成するために必要な事・不要な事を洗い出し、これからどう行動していくかを可視化するためのワークです。
ワークの内容はとてもシンプルです。
- 自分が普段の生活の中で無駄だ、やりたくないと考えていることを書き出す。
- それぞれのやりたくない事についていつまでに辞めるかを決める。
- 辞めるものが決まったら空き時間が出来るはずなので、その空き時間でやりたいことを書き出す。
人間そう簡単に変われるものではありませんから、ここで書き出したとしてもすぐに辞めれるわけではないと思います。ですが、一度書き出し、いつまでに辞めるというイメージをしてみるという事が大事なのです。今までは漠然と「嫌だなぁ」と思っていただけだったのが可視化され、より明確なイメージとなります。家でも簡単にできるワークですので、是非ワークシートをダウンロードしてやってみて下さいね。
読んで頂きありがとうございました。
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僕は、休日の朝活はワークショップ形式の読書会を主催していますが、平日はテーマを設けたフリートーク朝活を主催しています。 <参考>【東京】未来デザイン読書会~ワーク付読書会~ どんなテーマで朝活している ...
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