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7つの習慣

【7つの習慣】第6の習慣 相乗効果を発揮する

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スティーブン・R・コヴィー氏が著「7つの習慣」では、私的成功により自立が確立された後、公的成功と称する他者とのWin-Winな関係を構築させます。

第4の習慣でWin-Winな関係を模索する習慣を身につける重要性を学びました。

第5と第6の習慣では、実際に他者と信頼関係を構築し、相乗効果を増やす方法を説明しています。

第5章では、信頼関係構築の方法を説明しましたが、6章では相乗効果の構築について説明します。

6章「相乗効果の発揮」

Win-Winの相乗効果を発揮することが、相互依存状態で求められる最大の課題です。

この課題を達成に必要な、信頼関係確立を目的としたコミュニケーション能力向上について第5の習慣で説明してきました。

6章では、具体的にどうすれば相乗効果を効率よく確立できるかを考察しています。

本書を読むと、成功例の羅列と漠然とした感情論だけが記載されているように感じられ、「これを読んで何が得られるのか」と疑問を抱かれることと思います。

さくっと読んだ後、『「第六の習慣・相乗効果を発揮する」-応用の提案』というページがあります。

このページに挙げられている4項目を、なぜ実行するのかという理由を6章の本文中で見出そうとすると、著者の主張が簡単に理解できます。

そこで、ここでは4項を具体例として、本書の内容把握を進めていきます。

相違点の尊重

人間の持つ4つの独特の性質(自覚、想像力、良心、自由意志)、Win-Winの精神、感情移入のスキルを用いて、直面する問題を解決に集中することにより、高いレベルの相乗効果を生み出すことが出来ます。この相乗効果を生み出す第一歩は相違点の尊重から始まります。

4項目中の下記の行動は、知的、情緒的、心理的な相違点を尊重することです。

1項目: 「自分と違った意見を頻繁に述べる人を考える。」

2項目: 「気にさわる人をリストアップしてみる。」

4項目: 「意見の相違やぶつかり合いが発生したとき、その人の立場を裏づける考えを理解しようとする。」

すべての人が世界をあるがままに見ているのではなく、自分のあるがままに見ていることを理解すると相違点が重要であると理解できます。

10人いれば、各自のパラダイムが異なるので、10通りの現状把握があり、10通りの問題解決法があると考えられます。

決して自分だけが世界をあるがままに見ていると考えてはいけません。

自分のパラダイムを通して、他者を見てしまうと、パラダイムの相違点に気が付かず、他者を制限してしまいます。

相違点から第三案を探す

本書では、誰かとの言い争いや対立が発生した時、新しい可能性や代替案の模索を推奨しています。

1項目: 「相違点を、第三案を打ち出すための踏み台にする方法を考える。」

2項目: 「より高いレベルの内的安定性を持ち、相違点を尊ぶことによって、気に障るね人の持つ観点が、相乗効果を生み出す原動力にならないかを考える。」

4項目: 「相違点を持つ人の意識している事を考慮して、問題を創造的かつ双方の利益になるような方法で解決していく。」

第2の習慣の「目標を持つ」ことと矛盾するように見えますが、目標を持つのは個人レベルで、他者が関係する相互依存では、最終目的がWin-Winの関係構築となり、このために予想不可能な代替案などを模索するのです。

代替案の模索を簡単に考えてはいけません。

相手もWinかつ自分もWinになければいけないからです。

妥協や譲歩はLossにほかなりません。あなたとあなたの相手の双方の利益になる案でなければならないのです。

 

コミュニケーション・レベル

ここで、開かれた態度とコミュニケーションによって、お互いを信頼し協力することは、創造的であることを考えてみましょう。

協力と信頼が少ないと、「防衛的なコミュニケーション」しか行われません。

お互いに防衛的になり、自分の立場を守ることに重点を置き、あらゆる問題点に対する対応策を明確化し、お互いの逃げ道を確保しようとします。

これでは、Win-LossやLoss-Winの結果しか生み出しません。

これを本書では、マイナスの相乗効果と呼んでいます。

ある程度の協調性や信頼があると、「尊敬的なコミュニケーション」が行われるようになります。

お互いに尊敬しあい、衝突を避けるため丁寧に話し合うが、感情移入までは至らないのです。

互いの立場を見つめることがないので、新たな可能性を求めるまでには至りません。

簡単に言ってしまえば、妥協と共にある相互依存です。

これだと、1足す1は1.5くらいにしかなりません。低次元でのWin-Winにしかなりません。

信頼と協力をベースにした感情移入型だと、「相乗効果的なコミュニケーション」になります。第5の習慣で示した感情移入型のコミュニケーションができてこそ、相乗効果が発揮されるわけです。

成功を妨げるブレーキをはずす

ここで、マイナスの相乗効果がどうして起きるのかを探ってみましょう。

「世の中は、持ちつ持たれつ。」という言葉があります。

相手に利益を持たせるとき、相手に利益を持たせてもらうとき、はLoss-WinまたはWin-Lossの関係になっています。

相互依存状態で、問題解決を図ろうとしない、相手の罪を責めたり、政治ゲームや自分の立場の守り、相手の出方について悩んだりするのは、何故でしょう。

相違点を尊ばないで、想像力がない同一であることと、一致の違いが分からないからでしょうか。

社会学者カート・レビンが提唱した場のモデルを見てみましょう。

この場のモデルによれば、現状とは、成長を促す駆動力と、それを妨げる抑止力の均衡です。

そして、駆動力とは、合理的、論理的、意識的、経済的なものです。

これに対する抑止力は、感情的、非論理的、無意識的、社会的、心理的なもので、「出る杭は打たれる」ように、駆動力を大きくすればするほど、抑止力も大きくなります。

このように考えると、マイナスの相乗効果に導く物は、成長の駆動力にて対抗する抑止力です。

抑止力の発生を念頭に置き、あらかじめ対策を講じて置くことが重要です。

また、常に相乗効果を見出そうとする努力を行うことによって、抑止力を打破できます。

本書では、抑止力を恐れないで、以下の事に努めましょうと提案しています。

1項目: 「直面する問題やプロジェクトで、相違点を持つ人の意見を求める。その意見に価値をおき、真剣に受け止める。」

3項目: 「高いチームワークと相乗効果が欲しい状況を考えてみる。相乗効果を生むためには、どんな条件が必要かを考える。そのために、あなたができる事を考える。」

抑止力がどんなに大きい環境においても、Win-Winの哲学を踏まえ、相乗効果を理解するよう努めれば、すべての仲間にとってより良い案を見つけることが出来るでしょう。これが成功なのです。

他者の相違点を尊び、相違点を持つ人の考え方、パラダイムを理解することであなた自身が成長できます。

たとえ意見が食い違っても、あなたと相手の両視点に立ち、双方が利益を得る第三案を見出すことで、お互いに成長することが出来ます。

このような創造的な関係が、大きな相乗効果を生み出します。

そのためにも、お互いを理解する感情移入型のコミュニケーション、成長を抑止する力を知り、絶えず相乗効果を見出そうとする姿勢が大切です。

「公的成功」とは

本書では、依存状態から私的成功を成し遂げることにより、自立状態を確立します。

その後、他者との信頼を深くし、相乗効果を構築することで、公的成功を成し遂げ、相互依存の状態を目指します。

相互依存状態と公的成功は異なります。

相互依存により相乗効果を発揮して得られる結果が公的成功です。

だから、公的成功を勝ち取るためには、相互依存状態を形成するための信頼構築、相乗効果を発揮するため「愛の法則」と「人生法則」との関係を理解することが大切です。

信頼は財産

信頼関係の構築は、財産を増やすことになります。

お金は空から降ってくるものではありません。

道に落ちている物でもありません。

木になっているものでもありません。

人があなたに支払うものです。

だから、人との信頼関係は重要であり、あなたへの信頼があなたに財産をもたらすのです。

相乗効果は信頼関係の上に成り立っています。信頼関係を構築するには、以下の事が大切です。

  • 相手を理解する
  • 小さなことを大切にする … 親しき中にも礼儀あり
  • 約束を守る
  • 相手への期待を明確にする
  • 誠実さを示す
  • 謝って裏切ってしまった時は、誠意をもって謝る

愛の法則と人生法則

キリスト教圏内の人でないと理解できないかもしれませんが、最大限に誰かを愛することに、見返りを求めることはありません。

自分が損をしても相手が幸せであればよいのです。

相手を愛することは、相手を肯定することであり、この肯定感で相手は成長します。

だから、愛することを知らない人は、協力、貢献、自制、誠実などの人生の基礎的な法則に沿って生活する動機づけになります。

この動機により目標達成能力(PC)が大きくなっていきます。

あなた個人では対応できない問題であっても、人と協力すると解決できます。

つまり、相乗効果によりPCが大きくなり、目標達成(P)もまた増えるわけです。

 

相乗効果は、あなたのP/PCをバランスを整え、PCを増加させてくれるのです。

これらの基本には、あなたの人格的成長が関わっているのです。

繰り返しになりますが、西洋での人格形成は、無条件の愛がベースになっています。

信用と優れた人格の形成は、相手との相互依存のなかで相乗効果を見出すことにより成長していきます。

この成長を本書では「公的成長」と呼んでいるのです。

公的成長を成し遂げ、よりよい人生を歩みましょう。

 

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