【東京読書会書評】幸福の資本論は人生選択の指標になる(かも)

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幸福の資本論

『幸福の資本論』

著者 橘玲
作家。2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。著書に『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方』(幻冬舎)、『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』(以上ダイヤモンド社)『言ってはいけない残酷すぎる真実』(新潮新書)などがある。メルマガ『世の中の仕組みと人生のデザイン』配信やダイヤモンド社との共同サイト『海外投資の歩き方』など精力的に活動の場を広げている。

 

ノー・マネー、ノー・フリーダム

「自由」とは「誰にも、何にも隷属しない状態」のことで、そのためには一定の条件を満たさなければいけません。

この条件とは、端的に言えば”お金”です。

市場原理主義からの見方はこうなると著者は言っています。
世の中金じゃない!という人は沢山いますが、それは目を背けているだけだと僕は思っています。
お金は大事
子どもがやりたいことをやらせてあげるにはお金が必要だし、何より自分がやりたいことを列挙してみるとお金があれば解決できることの方が圧倒的に多いです(少なくとも僕は)。

本の中では著者は別の見方をすると、そうではないという答えもあると言っていますよ。

僕はお金をもっと稼ぎたい。
子どもにやりたいことをやらせてあげたい。
自分もやりたいことをやりたい。
子どもが自立するまで待つのではなく今からやりたいことをやりたい。目一杯。
そんな「欲」があるからこそ、この言葉は響きました。

お金持ちはお金持ちの子どもしかなれないのかというと、そうではなく、努力でなれるよとも言っています。
どうやってなれるのかは自分で読んでみると良いです。

また、これは色んな経済書でも書かれていましたが、これもまた真なのかなと思います。
それは…

「お金のことを考えすぎると不幸になる=幸福度が低下する」
「いったんお金から「自由」になると、それ以上収入が増えても幸福度は変わらなくなる」

ということです。

日本型企業と欧米型の企業の大きな違いに納得した

多くの人が会社に所属していますが、部署異動などを経験するのではないかと思います。
その中でも、元いた部署でエース級の働きをしていたのに新規事業開拓などの今までになかった仕事をしなければいけない部署に配属された途端パフォーマンスが落ちてしまう人がいることに気付きました。
橘玲氏は、本著の中で

欧米企業は新しいビジネスを始める時、まずはそのビジネスに精通した人材を外部から引き抜きプロジェクトチームのトップに据える。チームメンバーもその事業に関連するスキルを持つ若手をベンチャー企業などから集める。
年功序列・終身雇用の日本企業では、プロジェクトの責任者を外部から招聘したり中途入社のスタッフだけでチームを作ることが出来ない。そのため社内の乏しい人材プールから適任者を探そうとするがそんな都合の良い話があるわけがなく、「不適材不適所」に陥る。

と述べていますが、ここでもまた僕は「その通り!」だと大きく頷いたのでした。

 

若いうちから手を打たないと手遅れになることは明白だ

酷な言い方かもしれませんが、40歳を過ぎて、あるいは50代になってから「サラリーマンとしての人生」に疑問を持ったとしても、もはや別の選択は無く、出来る事と言えば、必死に会社にしがみつき、無事に定年を迎えて退職金と年金を受け取ることを祈るだけです。

僕の友人が今年の初めに転職したのですが、近況を聞いたところ「最近は東芝からの転職者がめっちゃいる。」とのこと。
大体年齢の中央値は30歳くらいだそうです。
以前、カフェ会でフリーランスで生計を立てている参加者の方が「大企業のサラリーマンが一番リスクがある。」と言っていました。
大企業は給料もそれなりに高いですし、パワハラなど起こすと大問題になる(●通みたいに)のでそこそこホワイト企業が多いです。
だからこそ、そのぬるま湯の中で15年も過ごしていると、アラフォーになってから会社がやばいんじゃないか?と思っても「でも今更何が出来るんだろう…」という弱気が襲い掛かってくるのです。僕の周りにもそんな人いーーーっぱいいます。
でも彼らは何もしません。

日本の会社はなんでも育てるゼネラリストを育てるが、全てが中途半端になる。生き抜くためにはスペシャリストになれと書かれていました。

最近特に思うのは、一点でも突き抜けたものを持っている人は金が稼げるという事です。

老後問題の真を一言で!!

老後問題とは老後が長すぎること。

最近、リンダグラットン著の『LIFE・SHIFT』で巷でよく言われるのが、人生100年時代です。
この、老後が長すぎる問題を解決する方法は、「老後を短くすることだ」と氏は言っています。
どういうこと?
早く死ぬこと?
違います。
それは老後の定義を考える事から、答えを導き出していました。
ここにも、「確かにそうだよなぁ」が詰まっていました。

世界価値観調査って知っていますか?

僕はこの「幸福の資本論」を読むまでは知らなかったのですが、この「世界価値観調査」というのは、「もっとも信頼度が高い国際比較調査」とされているそうです。

その中の、「自分の人生をどのように自由に動かすことが出来るか」という項目で日本人は調査57カ国中最下位だったそうです。
5年前の僕なら、「そりゃそうだよ!会社にがんじがらめだ!」とぶつぶつ言っていたかもしれません。
でも今は違う。

人生は思った通りになる!

と言い切ることが出来ます。

思った通りの人生を歩むための最短距離は?

それは、人間関係を整理することだと書かれています。
ネガティブや攻撃的なコミュニケーションしかとれない困った人とは付き合わないようにすることだと。
組織や団体に所属していたらそれは不可能だというかもしれません。
でも僕はこれ、結構実践出来ていて、これが出来るようになったら心がふっと軽くなりました。
どうやるのかって?
簡単です。
「そういう人と付き合わない」と決める事です。

総評

この、幸福の資本論には、気付きになる部分も沢山ありましたが、「何言ってるんだ?よく分からん。」と思う部分もままありました。
多分今の僕にはこの「何言ってるんだ?」の部分は必要のない情報だったのでしょう。
しばらくしてから読み返してみたらまた感じ方は違うかもしれません。
人は見たいものしか見ません。
だからそれで良いのだと思います。
僕は、「自分と自分の大事な人のより良い人生とは何か」を常に考えています。
その考えている中で辿り着いた考えに、
「お金を稼ぎ、資産を創ること。」
「自分の好きな人とだけ付き合うこと。付き合いたくない人とは縁を切ること。」
という二つがあります。
だからこの本が響いたんだと思います。

少しでも今にもやもやしていて、でも何をして良いか分からないという人、是非読んでみて下さい。
今に大満足している人、読んでも意味がないので読まない方が良いです。

人を選ぶ本だという事です。

僕は良い本だと思うので読書会ではお薦めします。

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